ベレ旅 イタリア編 その3 カンタレラ


ベニスにも斜塔ってあるのかよ!?見てないぞチクショー!ベレー帽です。ボラーレヴィーア


3か所目はフィレンツェ+ピサです。ここはチェーザレ破壊の創造者の(漫画)とアサシンクリード2の聖地です。 アサシンクリードは2がフィレンチェとヴェネチアで、敵がロドリゴなのです。3はローマが舞台で敵がチェーザレ。



漫画のチェーザレは10巻まではピサに居ます。途中近いのでちょいちょいフィレンツェまで出かけますがようやく11巻でフィレンチェで今度からローマに移動かな。連載は休止中だぜ。

舞台は1490年代でコロンブスが出てきたりミケランジェロがまだ若かったので、まだシスティーナ礼拝堂やまだ無い建物もあるんですが、逆に




このフィレンチェのドゥーモこと花の聖母大聖堂は当時から既にあるので漫画にも出てくるんです。500年前だからまあ日本もそれくらいは残ってますけど。

ここは映画「冷静と情熱のあいだ」で主人公が恋人と10年後にまたキューポラに登る約束をみたいなことで有名な観光映画です。ローマに行く人がローマの休日を見るようにフィレンチェ行く人は見る映画ではあるんですが、
糞恋愛映画なので見なくていいですw

アサシンクリードだと
外から張り付いてガシガシ登ります。



まずはツアーなので予約が必要なウフィツィ美術館からですね。



メディチ家の家紋

ここは予約さえ取れていればルーブルより全然いいです。入場絞りすぎじゃないかな。かなり楽に見れます。東京でプリマヴェーラ見ようと思ったら大変なことになる…。




混んでいるといってもこの程度です。いやルーブルは悪夢だったし、東京のフェルメールも酷かった…。



そしてこのように触るのはNGだけど触れる距離まで寄ってよいのが特徴。



ボッティチェリはロレンツォの頃なので感慨深い。



当時の絵なので宗教画にパトロンと自分を混ぜるのがブーム。



これがロレンツォ



こっち見んな!が作者のボッティチェリ。 普通はもっと控えめに書くものなんだけどw

この人の描く女性は全部、ジュリアーノの恋人だった麗しのシモネッタの顔になってるらしいね。というかこの時代の女性の顔はみんなそうだっていうからどんだけ美人だったんだ。


美術館は何日も掛かるので全部はきりがないけども
観光客にとって重要なのは

レオナルドの間の



レオナルドの受胎告知。 この角度で見るのを想定して書いてあるとのこと。



レオナルドの師匠のヴェロッキオの絵だけど左の天使の子をレオナルドが書いたという。そんで師匠が絵ではレオナルドに敵わないと筆を折ったという伝説の絵。



今年修復が終わったレオナルドの未完の作品。 大分白くなった!




ミケランジェロの絵。



ラファエロの自画像とヒワの聖母



カラヴァッジョのメドゥーサとバッカス



リッピの何かw 



良く知らないけど人気はすごい有るらしい棘を抜く男。

あとは美術愛好レベルによる…俺は3巨匠+ボッティチェリで満足です。美術館はツアーじゃなかったら俺は行かないかなぁ。



屋上のテラスからヴェッキオ宮とドゥーモの頭が見えますw



外のシニョーリア広場には



ダビデがありますがこことミケランジェロ広場のブロンズはどちらもオリジナルじゃありません。オリジナルはアカデミア美術館にあります。ここは本来置いてあった場所。



この幸運のイノシシ、ポルチェリーノは神戸の異人館とかあちこちで見るけど、これがオリジナル! と言いたいところだけどここにあったんだけど今は美術館に移してこれレプリカみたい。ガッカリだよ。今知ったよ。

それではメインの花の聖母大聖堂へ



洗礼堂と大聖堂正面とジョットの鐘楼



そしてドゥーモ。キューポラとも言うのかな。

大聖堂内部見学列と鐘楼に登る列とキューポラに登る列の3つあります。イタリアの殆どは団体の優先入場で入りましたが、ここは予約不可なのでここは純粋に並びました。








内部は大聖堂にしては質素です。



でもここの大聖堂はやっぱり外観がだけどかなり好き。もっと数こなさいとだけど暫定一位。

聖遺物は良く分からないが聖女レパラータの何かがあるみたい。

気に入ったので夜に再訪しました。



一番邪魔なのは三脚の前でスマホをいじってる人間。歩いている人は消えるか透明になっちゃうので害はない。
アサシンクリードだと市民を2人までは殺しても良いんだが、そういう訳にはいかないのです。

ピサの斜塔はウフィツィ美術館と大聖堂の後に半日コースで行きました。ここから1時間くらい?



やったぜ!

イメージよりも曲がってる!普通現実って下回るものなのに!



斜塔マジヤバい。これ修復してちょっと角度戻してますからね。それでこれ。5.5度→4度かな。

作ってる最中から斜めっていったので
途中からだんだん戻そうと寄せていってるのが左上の写真でわかると思います。



建物で隠すとまっすぐに見えるポイント。

斜塔の登頂の時間まで時間があるので



洗礼堂に入りました。

本当は大聖堂の方がチェーザレの漫画の聖地巡礼なのですが、短い時間では不可能。洗礼堂だけはいつもすいている。チケットセンターでチケットを買えさえすればよいのです。

聖地巡礼でいえば斜塔の先にある大司教邸こそがなんだけどそこまでの自由時間では無かったです。斜塔の予約はちょっとでも遅れるとまずい。



こちらは音響が優れているので毎時と30分にアトラクションが…見られませんでした。





そっちに入りたかった…。ハインリッヒの墓…ジョヴァンニの枢機卿の試験…。 何故かこっちだと勘違いしてた。行く前だと知識ないから見てもピンときてなかったんだよねぇ。 どちらにしてもツアーじゃ不可能だったのが救いか。知ってても無理だったので。

聖地巡礼した人のブログ

さて斜塔を登りますよ。約55mで300段。まあ休みながらなら余裕です。持ち時間は30分です。



満足ゥ…。




アブダビにこれより傾いているキャピタルゲートビルというのが2011年に作られたけど…



意図して作っちゃあだめだよね…。

ピサの斜塔を登るのは予約が大変だけども、見るだけでも充分80%くらいの価値はあるのでここは外さないで欲しい。

傾いた塔は無いこともないけど、ここほど知名度がある斜塔は世界中探したってここにしかない。塔というくくりでもバベルの塔を除けば、一番有名なんじゃないですかね。エッフェル塔かなぁ。



ここフィレンツェでは連泊だったので、噂に聞いた枕チップに加えて折り鶴と手裏剣、100均の食品サンプルを置いてみました。

別にお礼の手紙も無ければミネラルウォーターのサービスがあったりとかそーゆー
ネットに書いてあるような綺麗事は無かったです。ローマでも同様でしたw