ベレ旅 イタリア編 その2 ネオ・ヴェネツィアに死す
行く前っつーのは映画見まくるんだがよー、ローマの休日もベニスに死すも白黒なんだよ!クソが!なんでカラーに直さねえんだ。クソックソッ!ベレー帽です。ブォナセーラ
船で向かう街ってもうこの時点で旅行費用の回収が済んだ感じです。もう満腹です。
このヴェネツィアに入るシーン実は動画がメインで写真が少ないw ちなみに動画は同行ツアー客がモロ出しなので上げられないのです。
宿につきました。 高いツアーなので好立地の超高級ホテル泊です。一泊5〜10万円くらい。 最高級はARIAで有名なダリエリですけどそこは無理でした。10万〜(写真だけでもと思いましたが宿泊者以外は入れないそうです(TT)
のでダリエリは外観のみ。 本物は赤いのですねぇ。
とはいえ私の泊ったのもサンマルコ近くのエウロパ&レジーナ
ホテル内の朝食会場から見える景色がこれです。 完全勝利じゃないか。 イタリアで最も写真を撮られるというサンタマリアデラサルーテ教会の向かいです。 専用船の送迎がありました。
大金を積んて良いツアーにしたのは本島に泊まるのが目的です。夕焼けと朝焼けのWチャンスと夜景を見たかったからです。でもこの宿はやりすぎだw 別に本島内なら何処でも良かったんだ。2km四方に収まる島なので。
調度品は本物のヴェネツィアングラスだから取り扱いに気を付けて!と言われました。保険入ってるけどこえーよw
完全勝利宣言!流石は世界一美しい広場だ。(byナポレオン)
わざわざ三脚を運んだ甲斐もあったという物。まあ妙に明るい不自然な写真以外は手持ちなので三脚は無くても大丈夫でした。ライトアップは大体そうw。
本島泊は深夜と早朝はもうお金持ち(と奮発した普段は貧乏な人)しか泊まっていないので治安は良いです。
ハトしか居ないサンマルコ広場。
陰ながら片付ける清掃員の方たち。
ジョギングしてたけど俺が撮ろうとしたら休み始めてしまったw。 サンマルコ広場でジョギングって世界一優雅じゃあないか。
ガチではなく多分ゼクシー的なモデル。 早朝は私含めてカメラマンとモデルと清掃員しか居ません。あと物乞いと偽ブランドバッグ売りとハト餌売りと光る竹とんぼ売りのジプシー(ロマ)は居るね。 スリって感じは居なかったなぁ。
夜の街は雰囲気が大事だから動画ですよ。夜の一人行動なのでツアー客は写ってません。早朝のハトを追いかけまわしている動画もあるんだけどそれは需要無いよねw
さて撮影のノルマをこなしましたら後はARIAの舞台を回る聖地巡礼です。 といっても旅行の予約を取って聖地に行くと決まってからアニメを見たという不純な巡礼です。
ネオ・ヴェネツィアはほぼヴェネツィアなので行っただけでもうクリアなのですが、先ほどのダリエリと鐘楼とカフェフローリアンが自分で回らないと行けないポイントでしょうか。アニメの人でないツアー客には興味のない話ですからねw
ただカフェフローリアンに関しては現存する世界最古の喫茶店という事と、カフェラテ発祥の店という事もあり、ガイドさんにも案内されてました。1720年創業(日本人の感覚だと大したことないw)
ちくしょう工事中じゃあないか! すべての観光地の工事が概ね終わった2017年を狙ってきたのに…。喫茶店までは調べてないよw
覆いは2階より上なので営業はしていました。ご安心ください。
べれ「ブォナセーラ!ウーノ パーソン ペルファボーレ!」
「テラス?ルーム?」
べれ「ルーム。オリエンタルルーム、ペルファボーレ!」
(ああ、またARIAのアニメヲタクが独りでやってきやがったな…FUCK&溜息)
ちなみにペルファボーレは英語でいうプリーズに当たる魔法の言葉です。
伝統ある高級喫茶店なのでTシャツの客もヲタクの客も入れてはくれますが、そこはイタリア。ジャケットを着てないと舐められて軽く扱われるとの噂w 注文取りに来ないとかね。
うーん。メニューが読めん。英語表記もあるが種類が多すぎる…
べれ「トラディショナルでオリジナルなオールドオリジナルカフェラッテをウーノ、ペルファボーレ。」
通ったみたいです。
まあ味は普通だよな。そりゃそーだ。殆どは場所代だから。料金は10ユーロ+ミュージックチャージ6ユーロ(外の生演奏の事、中でもしっかりとられる泣)
一杯2000円くらいです…。 まあこれくらいで済めば良いか。ガイドの話だと食事をしちゃうとやばいらしいね。4人で400ユーロ行くとか…
カフェラテとかカプチーノはイタリアでは朝専用なので通常はイレギュラーな頼み方です。知ってはいたが朝は無理だし…。
あとは贈答用の本気の買い物をここで。 当然ここのオリジナルコーヒーを。ただ店の人の推しは紅茶だったのでそれも。
事前にHPにあったギフト用のバラエティパックが現地になく、単体買いしか出来なくてコーヒーが豆なのかパウダーなのかで一悶着ありーので、最終的にはお茶請けのチョコを沢山貰うというフレンドリー対応。コーヒー自体は12〜15ユーロくらいでした。金額は普通ですけど東京の三越でも手に入らないし、通販は外人相手は大変なので、金額は高くないけど現地でしか買えないカフェラテ発祥のコーヒーというお土産としては一番良いアイテムかな。お店の5か国語(日本語含む)のパンフレットも入ってますし。 もっと買っておけば良かったんだけどまだ2日目だったので。あと4セット欲しかったな。
ちなみに俺としては昔ガンジス河の水を汲んで配ったことがあるのですが不評でした。何故だ。そっちの方がむしろ貴重なのだ。
鐘楼は2時間の自由時間があったので(昼食を各自とる)飯を食わなければ並んでも間に合うな…。
行列に並び始めました。50分経過。エレベーターの切符売り場のある入り口に到着。中にまだまだ列があることが判明。
どうやらエレベーターが旧式で登り6分下り3分掛かる模様?そして8人くらいしか乗れないみたい。
ここでリタイア、一緒に並んでた外国人老夫妻も残念がってくれましたw 常に時計を見ていたので心配されてた。
うむ。仕方ないね。
これが見たかった景色。サンタマリアデラサルーテ教会をこの町で一番高い所から。
見れたのはサンマルコ寺院かドゥカーレ宮殿の廊下から見たちょっと高い景色。
2時間全部使えば鐘楼は行けたと思いますが、それだとリアルト橋方面が全滅なので…
見よ。このド定番のアングルの如何にも良く撮れてはいるがガイドブックのような写真をwww
これとは引き換えには出来ないわな。
限られている時間ではベターな選択か。広場の鐘楼じゃなくて対岸の
サンジョルジョマッジョーレ島の鐘楼に登った方が船のる時間含めても間に合ったかもしれない。泳いでいけば尚いいね!
リアルト橋の周辺は予習マニアの私でも流石に迷います。 といってもアサシンクリードの街ほどではないw
とここまで来たので全然アニメでも漫画でもないんですが、ヴェネツィアトリエンナーレという芸術祭のアート作品が11月までの限定で
うん、カラパイアの記事で見たまんまだ。 これは今年だけなのでレアなのです。添乗員も知らなかったし。 カラパイアの聖地巡礼なんて初めてできた。実はそっちに感動しているよw
あとは一般的なツアー内の写真です。
サンマルコ寺院は内部撮影禁止ですのでありませんが、ドゥカーレ宮殿は
世界最大の油絵ティントレットの天国を見ればOKなのかな? あとはため息橋を中から
ドゥカーレ宮殿が牢獄だった時に死刑台に向かう前に、最後の外の景色をみて溜息をつくというやつですね。まあガイドブック通りですよw
さてツアーではゴンドラが重要です。ツアーの時でないと6人乗りに相乗り(初対面の人と?)するかとにかく一艘貸し切り料金なので15000円払うしかないのでね。ちなみに普通のツアーですがハネムーンの客と合同ツアーでした。ゴンドラが2人乗りの豪華な専用艇が出ます。あとディナーが別行動でフルコースになるみたい。でも正装の荷物が面倒そうでした。 ちなみに歌カンツォーネはチップを弾まない限り絶対に歌わないそうですw ですので専用のプロ歌手とアコーディオン奏者が手配済みでした。流石はツアーは抜かりない。 まあチップ込みで払ってある筈の料金なのに結局1ユーロ払うのがイタリアか。
女性のゴンドリエーレは居ません。アニメじゃないんだから…。 とはいえ現時点では2名いらっしゃるそうです。ただ私では勝てそうにないくらいゴツイですw
流石にディズニーシーとは違うなぁ。
とはいえあっちは車椅子でも行けるし、置き引きもスリもチップもないのであれはあれで良いものです。ロケみつのブログ旅の稲垣早希ちゃんみたいに何も泣くことはないと思うんだ…。
実際問題ゴンドラは高すぎるので本来なら乗らなくてもよいと思う。ヴァポレットやトラゲットで良いんじゃあないかと。ツアーでなければ希望のとこに行ってくれるのかなぁ?そんならありかも。
こち亀の46巻で部長と両津がベニスに行くんですが、劇中の添乗員が
「世界中探してもこのベニス以上神秘的な都市はありませんよ。」
「現在も少しずつ町が沈下していますから!いつかはすべて海の中に消えてしまう運命の街ですからね。」
べれ「恥ずかしいセリフ禁止!!」
諸説あるんですが年に4mm沈んでいるそうです。とういうことは10年で4cm。数字的には大したことないが既にもう海抜すれすれなので厳しいです。何しろ冬にはかの有名なアクア・アルタが起きるわけで。
2012の最悪のアクア・アルタでは
こんな感じです。サンマルコ広場の妙に多い椅子と机は水害時に足場にするためのものだというのは今知りました。
アニメと違って下水・汚水混じりなのです。 そもそもゴンドラ乗っているときもペットボトル浮いていたり下水の匂いは場所によってはしましたよ。
理論上ではあと数十年で沈むのですが、それは何もしなかった場合であり現実にはホテル代や入場料に護岸工事代が含まれていたりして水位は維持されるよう何とかするみたいです。 つまり俺のおかげでヴェネツィアの水位は守られているわけですよ。
もしイタリアへ旅行に行くという人で日数が無かったらヴェネツィアだけというのもありだと思います。世界一の街なのは間違いなんじゃないかと。勿論世界一は幾つもあると思いますが、水の街としては。
次は食べ物コーナー。 まあ昼は抜いてバスで日本から持ってきた氷結とさきいか食ってたんだが。前日の夕食時はちゃんと
念願のスパゲッティネーロを食しました。 比較用に以前私は日本にある超有名店サイゼリアにてイカ墨スパゲッティを食べたことがありますが、サイゼリアのは生臭くて一口しか食べられなかったんですが、こちらは食べることが出来ました。でも旨いとは思いませんでしたがw
新潟名物のみかづきのイタリアンはイタリアには無かったです…
ヴェネツィアには本来はお土産として、ヴェネチアンマスクとヴェネチアングラスとヴェネチアンレースがあります。
ヴェネチアンマスクが中国製で8ユーロ、ヴェネチア製の量産品で15-25ユーロ、高級品は150ユーロ。
25ユーロ。怪しい店で買いました。一応メイドインヴェネチア…。 同じ店のチャイナは8ユーロでした。 多分これは騙されていますw
ヴェネチアンレースは角しかレースじゃないハンケチでも30ユーロ、ランチョンマット程度で500〜800ユーロくらい。
ヴェネチアングラスはストラップで15ユーロ、おちょこが30ユーロ、豪華なワイングラスが500ユーロくらい。
うん、いらねーな。ましてやこんなもの土産っていうかあげるのは恋人以外にはないだろ。そうでなければ下心がありすぎるw
私みたいに絶対に日本で買えない御土産を求める人間には、お勧めはヴェネチアングラスの偽物1ユーロかピサの斜塔の粗悪品がお勧めです。これはイタリア内なら何処でも買えます。
というのもヴェネチアングラスの本物は銀座で買えますが偽物の粗悪品はイタリアにしか売ってないんです。まあ喜ばれるかどうかは別問題ですがw。