ドールの部屋


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自作創作ヘッド「北島」についてメイクの注意点。とメイクのコツ(我流)

ただし、自分でメイクしなおしたり削ったりしない分には関係ありません。



ピエロ風メイク

このような色の濃いメイクは跡が残る可能性があるので危険です。

またペーパー掛けは極力しないで下さい。
どうしてもする場合は、スポンジやすりを使ってください。紙やすりはヤスリ粉が気泡に入り込むことがあり危険です。

一度ペーパーを掛けて質感が変わっていると尚更色移りし易くなってしまいます。これは何度も修正したので全体的にペーパーが掛かってます。
削りやペーパーを掛けなければ色移りの危険は大分減ります。



実は三つ目に失敗したので消したんですけど水性のファレホでのメイクなのに、シンナーでもこの通り消えなくなります。
完全な色移りです。もうこうなると侵食してるので表面をペーパーで削るしかありませんでした。

ただ個人製作のレジンキャストの為か、削ると場所により表層近くの微小な気泡が表面化してしまうことがあります。ですから本当は余りペーパーを掛けて欲しくないので薄めメイクの方がよろしいかと思います。

微小な気泡の例。


気泡は何処に潜んでいるか表面からは分からないのですが、この例では右目の上辺りにからおでこに掛けて黒ずんだ跡が見えます。これは色移りではなく無数の微小気泡群に塗料が入り込んだ状態です。やすりで削れば誤魔化せますが、こうなってしまうと形が変わるくらいのかなりの量を削ることになります。


また表面を研磨したレジンキャストは質感がマットに変わりパステルなどの付き方が部分で変わってしまうので、その点からも削りは避けたほうが無難です。

薄いメイクの跡ならば、次のメイクで上書きされるかと思うので完全にに消さなくても良いかと思います。

万一、大きい1mmクラスの気泡が出てしまったりしたときはMr溶きパテホワイトなどで埋めるしかありません。穴自体は埋まりますし段差もなくなりますけど、染みのような跡は残ります。

まあ、以上のことはあくまでも削ってしまった場合のことで、本来はそんなに気にすることではありません。

他には目の整形ですけど



これは目を何も削らずにメイクしたもので、基本の「北島ヘッド」です。瞳は18/9


(この瞳は15/9です。)

こちらは目に削りを入れたもので、一番鼻に近い目元の粘膜の部分に切り込みと、目尻を切り上げて釣り目に削っています。、ある程度の失敗やバランス程度の修正であれば粘膜は塗装する箇所でもあるので、Mr溶きパテホワイトなどで修正は可能です。かなりの修正になると私の場合だと石粉粘土のラ・ドールのプルミエで盛ってMr溶きパテで整えますね。そうは言っても限界があるので削りは一発勝負に近いです。

あくまでも個人的嗜好ですけど目は私の理想よりも極僅か小さめに作ってあるので自由に削ると面白いと思います。削りにはデザインナイフと棒やすりを推奨します。削るときは粘膜を塗装することを見越して棒やすりを垂直に突っ込んで広げていき、粘膜を塗るスペースには丸みをつけないのがコツです。そうしておけば筆で塗るとき形状に従えばはみ出さずに塗れますので。

付け睫は上の例には着けてませんが、ボークスにおいてある600円のドール用よりも100均で買える人間用のほうが良いかと思います。金額の割りに違いが見受けられませんでしたので。


取り敢えず、現在分かってる注意点はそんなところです。メイクはうちよりもずっと上手い人が居られますので他所を参考にしてくださいませ。
私自身は水性のファレホの筆塗りととパステルだけでやっちゃってます。エアブラシは持ってません。




こちらは垂れ目にしようとして目尻を削ってますが、それ程なっていません、もしもっと垂れ目にしたいのならば



この娘のように目尻よりを削るよりも目元にパテを盛って垂れ目ラインを出す方が効果的です。鼻に一番近いところに爪楊枝で溶きパテホワイトを盛ってます。ですから強度的には劣りますが、シンナーでも長時間拭かなければ溶け出してはきません。



こちらはDDホワイト風肌なんですが、この写真では違いが分かりませんね…。
シャドーや唇などをゴシック風に紫で薄く付けています。目は目尻を若干釣り目にしています。こちらも2つ上のよりもそれ程釣り目には見えません、目元をいじってないからです。
ゴシックメイクなどだと薄茶眉よりも黒い眉のほうが似合うんですが、




黒い眉にしますと黒髪には物凄く似合うんですが、このように薄い色のウィッグだとちょっとヤンキーみたいになりかねないので、オールマイティにするなら薄茶の方がいいです。ただ薄茶が薄すぎると黒髪装着時には色が負けて眉なしに見えなくも無いです。


泣き顔メイクをしたい場合



涙を付けたい時は、私のやり方はリップを塗るときに使ってるタミヤのクリアーX−22を使っています。水滴を玉にしたいくらい盛りたい時は、しばらく蓋をあけたままにしとくとか、万年皿に小出しにして置くかして、濃度を調節して糸を引くくらいになってから表面張力を利用して盛ると良いかと思います。水っぽいうちはいくら頑張っても玉にはなりません。
また、私は直に塗りますが、(その為、やり直しや修正は全く出来ません)。下敷きなどで固めてから貼り付けたいと言う場合は、下敷きにメンソレータムなどを塗ってから固まるのを待ってください。それなら剥がせると思います。


以上で説明を終わります。

次のページからは私の所有するドールの自慢なのでドールショーとは関係ありません。

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