NEVERまとめだか、Yahooニュースだったか忘れたけど、熟成肉がブームらしい？ リアル世界では初耳だｗ
大抵その二つの情報源はステマｗなのだが、それでも敢えて乗っかってみようと思います。
正直言ってそんなステマよりも、ジモン肉の方がよっぽど興味あるんですけども、何しろあちらは予約等、全然食べられない環境。
でまあその熟成肉ですがドライエイジングとも言いますが、要するに凍らせない程度に低い温度で一ヶ月乾燥熟成させた肉です。腐らせてはいけないので空調や温度管理など値段が高くなるに決まってる工程です。
都内で食べられる店を検索したところ、秋葉原とか新宿のが無難かなと思いましたが聞いたことのある店が一軒だけありました。
バナナマンがハワイの海外ロケで食っていて最高のアメリカン馬鹿ステーキ！だと絶賛していたので、じゃあそこかなと。
その日本支店は六本木にあります。名前はウルフギャングステーキ！ 元々はＮＹで有名な高級ステーキ店です。ウルフギャングは人名です。
こちら勿論土日は予約が全部埋まって居ますが、電話してみるとバーカウンター席は予約の席じゃないのでそちらでよければ待ってもいいのなら並べば大丈夫との話だったので。
というわけで六本木にオープンの11：30前に到着。基本的には予約の人しか居ないので開店前にも何人か集まってきましたが飛び入りは我々だけでした。
予約はして無い飛び入り2名と伝えた後、2時間以内で席を空けてくれればということで2人掛けテーブル席へあっけなく案内されました。待つ事がなく幸いでした。
今回は同僚を誘っていたのです。というのも肝心のステーキが2人前〜だったのです。
要はアメリカンスタイルで、でかい塊を焼くという方式なので1人前では焼けないのです。
ちなみにアメリカンプライムステーキ（Ｔボーンステーキ）2人前は15,000円です。それに高級店なのでサービス料が10％、消費税が8％掛かります。 パンはサービスで付いてますが、サラダやスープ、ご飯は付きません。それらは別料金でいい値段がします。ライスでさえ700円なのでお察しください。
本当に肉だけだｗ ガストとかだとコーンとかカリフラワーとかあるのに！
ただ量は凄いあるぞ！骨込みで550ｇ 食える部分は450ｇあるそうです！2人で割っても225ｇ、俺には150ｇでも多いくらいだからこれはきついｗ It's American Style!
ＴボーンステーキということなのでＴを境にフィレとサーロインの両方が楽しめる仕様になっております。 焼き方はミディアムレア。とはいえ中はかなり赤い。
でわ食レポ…。
べれ「おおぅ、味云々よりも凄く固いぞ。歯の弾力で言えば奥歯じゃ全然噛めない…前歯で切るように噛まないと弾力に負けてしまう。何しろフォークが全く刺さらんのだ。他のもので例えるなら焼いた後に一日放置してカチコチになった餅くらいの…というかやっぱり肉だ。安くて固い噛んでも噛んでも切れない端っこの肉だ。翌日には顎が筋肉痛になるんじゃないのか！？」
べれ「味自体はバター風味の強い肉だ。何処までも肉だ！赤身の熟成肉のはずだが充分にいや濃厚に油の味。一切れ目は美味だったが、3切れ目には既に胸焼けを起こし飽きている！」
べれ「フィレの方も試してみよう。フィレといえば柔らかいイメージだが、比較したら柔らかいものの、絶対値的には柔らかいとは思えない。肉の万世のシャトーブリアン（15,000円）はナイフでスパンスパンとチーズみたいに切っていたので…そう考えると普通の肉。」
べれ「ステーキソースは甘い、西洋風なフルーツソースというか、とにかく日本人好みじゃない甘すぎるソースです。これだったら良い肉なんだから、塩で食うべきだね。でも肉は単調な味だから後半はソースでも
同僚「黙って食えよ！」
結論としては話題の為に食うのはいいけど、不味くはなく美味いんだけど15,000円というと二度は無いねキリッ！
ただ食べ方としては量はすごいあるから、大人数で行って色々頼んで色々つまむ食べ方が正解だろうね。」
ちなみにトイレに行くと、前の廊下にズラーっとオーナーと有名人のツーショットが沢山貼ってあります。
ちょっと分からない外国人が多かったです。分かったのではウーピーゴールドバーグやロバートデニーロ、安倍総理が居ました。私自身は納得行かない肉でしたがハリウッドセレブや一国の総理でさえここに行くということは、もう肉はこの辺りで上限に達しているのでしょう。
で、色々考慮しますとステーキならばステーキけん以外の安価なステーキチェーンでセットで2,500円前後のヒレ肉を頼めば充分かと思います。
でもどちらかといえば焼肉をお勧めしますがそれじゃ元も子もない…。
