食わずに死ねるか17 帝国の逆襲
ミルキーはママの味っていうけど、勿論他所の人妻の味だよね!?ベレー帽です。こんにちわ。
先日、羽田の新国際線ターミナルに行ってきました。それ自体はテレビで頻繁にやっているので特にネタと言うことも無かったのですが、それよりも隣の第一と第二のターミナルのお土産やの方が魅力的で、ついついお買い物をしてしまいました。
黒船のPONTA RASQ
カステラを焼き上げたラスクです。
普通にうまい。味の予想は付くが、まあ珍しい食べ物なので○。
室町半熟カステラ
ここのこれなのか正直不明ですが良くTVで見掛けたので…。
とにかくねっとりしている。ぐちゃぐちゃで紙が外れない。これ元は失敗作をまかないにしたとかじゃないのかなぁ。まあうまい。
堂島ロール
あ、TVで見たことある!並ばないと買えない奴だ。空港だと普通に買えました。
味はまあ、ローソンのプレミアムロールと大体同じ。まああれは旨いからね。
ま、いずれもそれ程高いわけでないし、貰う分にはありがたいかな。自分で買うならリピートはしないかな。私は基本的に同じもの買わない人ですし。
と、前座はこの辺にしときまして…
場所変わりまして有楽町から日比谷のほうへ歩きまして。
キター!!!!
帝国ホテル! emperorを擁する日ノ本ならではである!
「でもお高いんでしょう?」
まあ夕食込みなら4万もあれば大丈夫…。繁忙期はまた別でしょうが。
友人「それって高くね?」
べれ「これを聞いても高いと思う?」
帝国ホテルのクリーニングサービスには定評がある。「ホテル内でついた汚れは確実に落とす」方針で、クリーニング部門ではホテル内で使われる食材の詳細を全て把握している。
映画俳優のキアヌ・リーブスは日本の帝国ホテルが大変お気に入りで、映画のプロモーションで来日の際はほぼ必ず宿泊する。映画の中で「洗濯を頼みたい。帝国ホテルで頼むような洗濯だ。東京の…」というアドリブを入れた事もある(映画『J.M.』からの引用)。
ゴミ箱に捨てられた物は鼻紙であろうと最低一日は保管している。お客様から何か大事なものと一緒に捨ててしまっていないかと確認があるかもしれないので…。
バイキング形式と呼ばれるビュッフェはここが日本初。
などなど。
で、今回はこれ。
オペラ歌手シャリアピンのエピソード
1936年(昭和11年)の日本滞在中、シャリアピンは入れ歯の不具合に悩んでいた。宿泊先の帝国ホテルのレストラン「ニューグリル」の料理長であった筒井福夫は、シャリアピンの要望に答えるため柔らかいステーキを作る調理法を考案した。肉をたたいて薄く延ばし、それを玉ねぎに漬け込んで柔らかくして焼き上げ、更にみじん切りの炒め玉ねぎをかけて供した。シャリアピンはそれを気に入ったとされている。帝国ホテルは、その料理をシャリアピンの名前から「シャリアピン・ステーキ」と名づけた。
つまりこれだ。
4200円。
普段の私なら、その場で食べるのだけれどもちょっと家族で分けて食べようと思い親孝行がてら買って帰ったのだ。そしてそれを自分で言っちゃうのだ。
何かに使えそうな帝国ホテルショップ「ガルガンチュア」の手提げ。
で、電子レンジでいいらしいので2分ほど待つと…
シャリアピン・ステーキ!
シャトーブリアン以来のお前言いたいだけちゃうんか肉!
6人で一人一口だ!俺は二口だ!
べれ「…あれ?」
家族「…あれ?」
家族「うん、まあ、とりあえず、お疲れ。」
べれ「まだだ、まだ終わらんよ。」
シャリアピン・ステーキを中に閉じ込めた一日10食限定のシャリアピン・パイです。2500円。
こちらはオーブンで。
家族「まあ、さっきのをパイで包んだだけだよね。」
べれ「ぐぬぬ…。」
以前、銀座の久兵衛でも御土産の穴子寿司にがっかりしたことあるけど、味が落ちるものをお土産にするんじゃねーよ!!!
看板に傷が付くだけじゃねーか。うちの家族、こんなものかと思っちゃったじゃねーか。
(といっても私もまだ帝国ホテルのその場では食べてないんですが。)
あともう一つ、確か240円の
クロワッサン。これで帝国ホテルのブレックファウストも抑えたも同然だZE。
家族「旨いけど普通じゃね?」
べれ「…でも袋いいよね。」
家族「いいよね。」
この今回の結果は帝国ホテルファンの俺としてはちょっと悔しいので、いつかリベンジしたいと思います。昼間の5000円のバイキングか、もしくは2万〜からのディナーで。
ああ、「シェフの気まぐれパスタ」と、「アスパラガスに春野菜を添えて」が食べたい。