食わずに死ねるか その11
激闘鯨合戦



ラブ&ピース!ベレー帽です。こんばんわ。

美味しんぼって漫画は一度目は普通に読んで薀蓄に感心し、二度目はあちこちの話の無理矢理を笑い、三度目は登場人物の異常行動および作者の変なこだわりを笑うと。ドラえもん研究に近いものがありますね。さてそんな感じで読んでいたらお腹が空いてきました。


そんな訳で、この御時世に鯨料理のフルコースを食べに行ってまいりました。

食べられるところをネットでちょちょいと調べたら

「捕鯨船」なる漢気のある店名を発見したのですが、ちょっとアクセスの都合で辞退させていただきました。ネタ的にはそこが良かったんですが…。

で、そこではなくて新宿の某店にいったんですけど、まあ飲むのがメインみたいな居酒屋でしてね。そしたら俺酒飲めないのに、とりあえず飲み物は?って聞いてくるんですよ。

いや、だから飲めないから要らないって言ってるのに…。

それでもお通しがきちゃいまして、まあ飲み屋の悪しき風習だし場代と考えれば致し方ないかなとも思ったんですけど、漬物みたいのの他に勝手に冷酒が…。お茶だと思って口つけちゃったよ…。700円も取られちゃいました…。普通に飯食える値段じゃん。

調べてみるとやはりこれは
違法性が高く裁判になるケースもあるんですね…。とくに外国人とのトラブルが絶えないそうです。…当たり前だ。とはいえ喫茶店のコーヒーも高いのは場代含んでいるからだよなあ。二杯目以降も高いのはそれでは納得行かないが…。

まあこの店だけの問題ではないので晒しあげたりはしませんが。高級レストランなどのサービス料にも困ったもんですけど。(大体10%もとる。)元々はチップの風習のない日本で無理やり取るために始めたそうです。だったら料理の料金に上乗せして、その値段で他店と勝負しなさいな…。ちっちゃく書いて後から取るんだもんなぁ。

前に食べたステーキも15000円の肉の値段よりもサービス料の1500円が勿体無い勿体無いって今でも引きずってるくらいです。

いきなりけちが付いちゃいましたが料理は結構品目あって良かったですよ。14品目で3500円だったかな?では鯨料理はじまりはじまり。

まずお通し、その後



左がお造り、右が心臓です。
鯨肉の刺身は基本的に生姜を付けて食うみたいです。試しに付けずに食ってもみましたが、別に付けなくても大丈夫なくらいでそんなに臭みがあるわけではなかったです。心臓のほうは上に乗っている黄色いのが酒っぽくてどうもね…。

と、ここで私自身の為にも鯨の部位図を…




美味しんぼで
鯨料理は文化というだけあってなかなか壮観です。

俺からすれば
月姫は文学な訳ですけど。



左が塩鯨のカナッペ、右が、さらし鯨の辛子味噌和え
なるほど、さらし鯨とは尾肉だったか。変な触感でした。あまり旨くない。意外とカナッペが旨い。パンに塩辛いもの載せるのって旨いよね。



上が鹿の子寿司、左がいわゆる給食の鯨の竜田揚げ、右が米茄子の鯨味噌との事。

鹿の子は下顎の肉だったか。

基本的にどれも食べた事ない品なので、店員に一つ一つ聞きながら食べていました。知らないものを食べるのは楽しい…。



脳みそだそうです。聞いて聞かなきゃ良かったと思いましたwww
でも食べる。う〜ん何処かで食べた事のある味みたいなんだけど思い出せない。



おぼろ豆腐、多分これは鯨関係ないです。箸休め的なものではないかと。しょっぱい。



すじ肉とごぼうの煮付け。すじ肉はふるふると柔らかい。味自体は鯖の味噌煮のような懐かしい味ですた。



赤いのがベーコン、胃袋、百尋(小腸)、さえずり(舌)だったと思います。ちょっと自信ない。いわゆる珍味という奴です。見た目どおりの味でテラ普通。



ハリハリ鍋 赤肉、本皮、うわ何だったかなあ。分かんなくなった。メモが意味不明だwww
え〜とタンポポ…。

本皮は弾力がある、旨いわけではない。う〜んやっぱりポン酢は味が強いなあ。



鍋を雑炊にしてデザートは抹茶アイス
鯨の本皮入り!を食して終わりとなります。

抹茶アイスは何処のファミレスでも食べれる程度のものです。本皮はまあ入っててもなくてもいいんじゃねという感じ。堅くて邪魔なだけ。

結論として3500円ですし、これだけ色々の部位を試せるというのは、
かなり面白かったです。一頭全部の部位を食べるというのはテーマとして面白いかもしれませんね。牛肉でもやってみたいなあ。伝説のエンピツ(牛一頭から4切れという稀少部位)とか食ってみたいし。

参考までにこれ
http://www.pap-house.com/index.html
(但し私が食べた事ないです。TVでやってたのを紹介してるだけなのでベレベストというわけではありません自己責任でお願いします。)


鯨は個人的にはまあ一度食ったからもう良いかなという感じですかね。殆どそんなんばっかりだな。まだ二度行った店ないよwww


山岡「この鯨料理は出来損ないだ。食べられないよ。」
栗田「ちょっと、山岡さん!」
店主「なんだと、うちの鯨料理の何処が出来損ないだって言うんだ!?」
山岡「少し時間をいただけませんか?これから本当の鯨料理というものをお見せしよう。」




〜翌日













山岡が作りなおすガイドライン
http://kbys.blog63.fc2.com/blog-entry-119.html




次は…多分もう一通り食べたのでスイーツかコストパフォーマンス重視のB級グルメか牛肉に移行するかと思います。