旅べれインドその4 マハラジャ



そういえば、行きの関空行き特急はるかは新幹線との乗り継ぎ割引というのを使ったんだけど、割引はわずかで結果、新幹線回数券+はるか正規料金の方とほぼ変わらなかった件。ベレー帽ですナマステ。



3日目の観光は前回ちょっとやってしまいましたが、ガンジーのラージガート、インド門の午前の霧の惨状の後の、こちら快晴のクトゥブ・ミナールからレポートです。世界遺産3つ目。

高さは72.5m。シンデレラ城が51mでタワーオブテラーが59mだから高いには高いです。

それでもやっぱり65mのアンコールワットや56mのタージ・マハルの方が
圧倒的なオーラがあります。

これも凄いんだけどまあ普通かなと。京都の東寺の五重の塔55m見たときの感覚と同じかな。

今までにオーラが凄かったのは、
アンコールワット、バイヨン寺院、ケルン大聖堂、モンサンミッシェル、黒部ダム、実物大ガンダム(潮風公園の時)、タージマハルかなぁ。

基準は私にも分からないです。 台湾の中正記念堂とかタージマハルよりでかい70mなのにそれ程…。牛久大仏とかでかさでいったら誰にも負けないのに…。



ここには塔のほかに、オカルト界でわりかし有名なこの錆びない鉄柱があります。 背中越しに手を回して繋ぐと願いが叶うとかなんとか、ご覧の通り今は柵で触れなくなっております。

オカルト界でオーパーツとして有名です。1500年風雨にさらされて錆びない理由がいまだ分かっていないからです。

ちゃんと謎のままのオーパーツってこれと、アンティキティラの歯車くらいじゃない?

水晶ドクロにしろトリノの聖骸布にしろ全部偽物なので…。




ここはデリーで定番の観光地なので地元学生も普通に遠足に来てます。

あとは廃墟なんだけど





中央にはヒンドゥーかジャイナの神があったの筈ですが、イスラムの偶像崇拝禁止により破壊されて居ます。ここに限らず世界中でです。本当にイスラムとかキリスト教などの一神教は邪教だなぁ。

さっきの塔を建てたのはイスラム教徒のマハラジャなんだけど、ここ自体は既にヒンドゥーやジャイナ教の寺院などがあったらしい。壊して建材として使ったり、職人をヒンドゥー寺院職人を使ったので色々混ざったらしいです。

考えてみるとタージマハルも完全なイスラム建築で実は全然インドらしくないんですよね。インドを代表する建物なのに。


だから南インドの方の

カジュラホのエロ遺跡とか




アジャンタの仏教遺跡とか




エローラとか



エローラには時代ごとに仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教3つとも仲良く並んでいる

うーん、行きたかったんですが、とにかくブッダガヤとガンジス河までカバーするプランは何処にも無かった…。どれかを選べばどれかは諦めねばならぬ。

まあ石の宗教建築はアジアには沢山あるから!アンコールワットとかもう見たし!(負け惜しみ)

あとはそれこそスタンダードなゴールデントライアングル観光なら行くであろうジャイプルの風の宮殿とかムンバイの世界遺産の駅舎



ここまで時代が下っちゃうと西洋建築色が強くなってしまうのよね。まあそれも良いのだけど。良いのかよ!

愚痴になりつつありましたが、クトゥブミナールでデリーの観光は終わり、国内線で移動します。デリーからブッダガヤのガヤまでは寝台列車だと12時間くらい掛かるのですが国内線では1時間30分で済みます。



え〜とまず35分のディレイ(遅れ)ですねw 予定調和すぎる。エアインチキ。



マクドナルドですが、これはるるぶにも載っているインド名物です。宗教上、牛を食べないインドでのマクドナルドはマハラジャマックなるチキンパテのバーガーです。ビーフの方が美味いですけども、飯がそこそこまずいインドでは一番マシな食べ物。特にポテトが日本と同じで美味い。(温かい内に限るが)。

金額的にはセットで250Rくらいです。単品で135Rかな。ペプシは60R。ちなみに現地の人は高いので食べないそうです。



仏教の聖地、ガヤ国際空港です。1時間遅れで着きました。

インドではわずか0.8%しか仏教徒は居ませんが、仏教国からの坊主が各国から飛んできて居ます。

という訳で、さっそくガヤ空港からブッダガヤ近くのホテルへと向かいます。



全然進みません(T_T) 車で15分の距離が1時間30分掛かりましたw なんかのお祭りだったみたい。

何もかもが予定通りに行かないが、むしろそれがインドかと。怪我や病気、事故など本当にヤバイ事さえ起きなければ
順調なのです。

それとは逆にどんどん集合時間が早くなる日本人団体。最初約束より自然と5分前集合だったのが翌日には10分前集合に15分前集合に、国民性ェ…。

日程的にはこの日の内に日本寺と菩提寺なんですが、話の都合でここまで。


次回予告! 

大地主のラージャに仕える
ベレー帽は、性格の明るさと腕っ節の強さで主人からの信頼と使用人仲間たちからの信望も厚い人気者。しかし主人とともに訪れた芝居小屋で看板女優のランガナーヤキ(ランガ)と出会い、ランガに一目惚れしたラージャと三角関係に陥ってしまう。さらにラージャの屋敷の乗っ取りを企む叔父アンバラの陰謀が絡み、ストーリーはベレー帽の出生の驚くべき秘密にせまっていく。