旅べれインドその3 霧のインドン


サイババって何時の間にか死んでたのかよ!道理でインドで見掛けなかったぜ!ベレー帽ですナマステ。


さて前回の続きで2日目、観光の初日はタージ・マハル観光です。ですが霧が強いため、先にアグラ城を見ることに。朝一の方が空いていたんでしょうが…



これがタージ・マハルだったらツアー客が暴動だよ。私以外のメインはタージ・マハルだからね。

霧は大気汚染も原因ではあるんですが、基本的には日中には温度が上がって霧も晴れるので…。

アグラ城は世界遺産です。見えませんが。



目の前まで行けば見れる。



うーむ、これはもう駄目かも分からんね。






中庭でサリーとムスリムの方を遠くから盗撮。



展望テラスから
ヤムナー川の絶景が見渡せます。遠くには小さくタージマハルが見えます。

…見えねーよ。



帰り道少し霧が晴れてきました。気温も少しずつマシになってきた。



帰りに振り返るとかなり見える。

そして満を持してタージ・マハルへ。

大型バスの駐車場は遠いので



これか



ラクダに乗って移動です。

……ラクダ?

(つд⊂)ゴシゴシ
( ゚д゚)

象の見間違いでしょ?



うむ、象だ。インド象(白)に違いない。

象乗り体験できーず。アンコールワットでも乗れなかった…タイか
千葉の市原ぞうの国に行くしかねーなー。



入場ゲートで厳しい手荷物検査があり時間が掛かります。

この際、外国人は750R(1500円)でインド人は20Rですw

ただファストパスみたいな扱いで列は並びません。手荷物はそれでも時間掛かりますが。



上が入場の門、下が正門





ここを抜けるとタージが見える。そしてここから眺めるとミナレットの錯視で遠近感が強調されるとの事でしたが、勿論鎌倉の明月院や清水寺みたいなもので人が居ない綺麗な観光絵葉書は撮る事が不可能w

で、仕方なく抜けると…

キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!!

インドの世界遺産筆頭のタージ・マハルです。



う、薄いなタージ・マハルwww

仕方ないので中程まで進みます。



大分見えるようになってきたぞ。良く見ると中央付近の男がポーズを取っているぞ!?



摘むのか!摘んじゃったのか!?

これは一眼じゃ面倒なので携帯で。携帯の方が青空ね。


この先、大理石ゾーンは



裸足か靴カバーで行きます。ただチケット代金にこれとミネラルウォーターが一本含まれてます。



中に入るにはインド人は一周してからのこの列ですが、外国人観光客はここでもショートカットです。右から入ってよいのです。

で、中なんですけど撮影禁止なので画像ありません。笛がピーピー鳴りますが大抵写真を注意されてる人です。

まあ、中は棺のレプリカがあるだけなのよ。本物は地下にあるとの事。

タージは四面対称なので来た方はこんな感じ。




ヤムナー川



タージの左右には全く同じ赤いミニタージがあります。日本だと逆に対称じゃなく阿吽にしたり、完璧に作ると神様に嫉妬されて雷が落ちるとの事でわざと間違えて作るとか(陽明門の逆柱)、国民性の違いかね。



象嵌です。くり貫いて別の色の岩を嵌め込んでいるという技法のことです…マジか。



タージを振り返る。大理石は大気汚染のため徐々に黄ばんできているので、見るのなら早めにとの事よ。



旅猿的にはここでこうです!

今回電車が2時間遅れたせいで、ここでの自由散策が1時間という有り得ない尺の短さの為、早々に退却。



うーん。さっきよりはマシだけど、薄いなぁ! フォトショすれば直せるが、旅行記としてはこれが正解だね。これで妥協出来ない人は12月は午後からにせよと。朝日は捨てて夕日に掛けるべきと。

私の満足度は70%なので、まあもう一度リベンジに来る必要は感じないかな。

せめて
あと1時間あれば…もっと青空になっていたんだけどなぁ。時間が無いんだよなぁ。


で、入場門に戻ると
観光客が10倍に並んでいる!そうか霧が晴れてきたから来たのか。そう考えると本来はもっと入場に時間が掛かるものなのだな。



ここで初のしつこい物売りに…。 今までインドは想像と違いベトナムよりも押しが弱かったのだが…



良く分からんがスノードームのキーホルダー。造りは酷くタージに見えないほどです。

べれ「ナヒーン・チャーヒエー!(要りませんの意)」
物売り「トゥエルブ!20ドル!」
べれ「ジー・ナヒーン!NO!」
物売り「イクラ?イクラ?2000YENでもOKヨ!」
べれ「
(安ければばらまきのお土産に欲しいぞw)ルピーONLY Howmuch?」
物売り「ワンサウザンルピー!」
べれ「NO!ティーン・ソウ(300R)」
物売り「ファイブ・ハンドレッドOK!?」
べれ「スリー・ハンドレッド・ルピー!」
物売り「さんびゃくルピーOK!」
べれ「
(あ、500R札しかねえな。)トゥー・ハンドレッド・ルピーBack!」
物売り「
(在庫をもう一塊だして)ALL IN ゴヒャクルピー!」
べれ「
(車が動き出しているのと普通にもう欲しいのでw)ソレデイイヨ!アリガトウ!

と、
最初こそヒンディー語を使っているものの、徐々に英語と最後は日本語以下に堕落しているのが分かりますw以降普通に日本語と英語で交渉することにしました。ヒンディーは無理w



安っぽいな。18個で500ルピーですから
一個当たりは…55円。もっと値切れなくも無いだろうが、うん満足。

どうせルピーは日本円に再交換出来ないので使いきりです。ルピーは、原則国外持ち出し禁止なので現地でガイドさんに都度変えて貰っていました。もし日本人が通常交換すると汚い100R札で渡されて綺麗で使い勝手のよい100Rと10Rが手に入らないものなのでガイドさんがかなり有能。



まあ、発展途上国らしく円もドルも札なら全然OKなんだけどね。空港や土産物屋はカードもOK。

で、この後はランチ。



カレーですな。うん、辛い。水っぽい。 意外とカレーカレーしたカレーはこの一回だけでした。ホテルの朝食バイキングにはカレーは選べるけど取らなくても良い訳で。案外インドの食事でカレー地獄という事はなかったです。

手づかみ? NO手づかみ。ナイフとフォーク、スプーンが普通にあります。やるべきだったのでしょうか…。外国人用のホテルのレストランだからなぁ。ご禁制のビールもワインもあるし。



しかし名物となると塩ラッシーかな。う〜ん美味くも何とも無いw 甘くもしょっぱくも無くプレーンのヨーグルト感。素直にマンゴーラッシーにすればよかった。いやアルコールにすれば良かった。関空からの持込の酒はあと少しw

この後は5時間掛けてニューデリーに戻るんですが

その前に
お約束の


ツアー名物の強制お土産店です!

観光中には最大4ヵ所のお土産物店へご案内させていただくことが条件となっております。この回数には休憩所・レストラン・観光施設などに併設されたお土産物店や販売コーナーは含みません。尚、購入を強制するものでは御座いません。

って小さく書いて奴だね!分かります。

結局我々団体観光客というのは交渉の時間は無く、現地の物価で買うことは出来ないのです。(定価の欧米なら空港以外は大丈夫ですが。


ただこのお土産屋と空港以外のインドの物価は露天とか空港のファーストフードを見る限り、言われてるような1/10ではなく実感1/2程度ですね。

ここ10年で途上国の物価上昇は物凄く追いついてきてますから。コーラ等飲料水が30Rで60円位。

基本このインドという国は貧富がくっきり別れていてホテルは現地の富裕インド人も12000円だすし、国内線は2〜3万円だし。
贅沢品は日本と変わりません。食品とか生活必需品が1/2といったところ。もっとも貧民はそれこそ物々交換とか一日100Rとかそうゆう話だから平均月収とか何の意味も無いので。
空港はそもそも航空チケット無いと入れないシステムだし。都市部に数点あるデパート・スーパーはセキュリティチェックしますし。

で、結局ここではタージマハルTシャツ900Rを一枚購入。現地の人の買うTシャツは80Rなんだがなぁ。

一応保険で一個買っておいて、物売りがその値段で売ってたら20枚は欲しい。

保険で買っておかないと空港にも無いかもしれないので。(事実ありませんでした。)

そんなこんなで
お土産店で1時間。 時間あるじゃん!タージマハル晴れたんじゃん。

まあ旅行会社が案内することによってマージンを取り、結果旅行代金が下がる方式なので功罪あるんだよなぁ。

この日はこれで終了ですが。話の都合上。翌朝の分も話します。



パリの凱旋門をパクった参考にしたインド門。大きさも同じくらいかと。但し上部に展望台は無い。

こう霧が深いと一眼もアマチュアも糞も無いな。




ガンジーの慰霊碑ラージガート 別にガンジーに思い入れはないが、むしろシヴィライゼーションというゲームの影響で
ガンジーが核戦争しかけてくるイメージしかない。
ガンジー「貴公の首は柱に吊るされるのがお似合いだ!」


霧のタージマハルがガンジーに全部持って行かれた件w