仕事終わりに伊豆大島へ


ところでお伊勢参りは聖地巡礼に入りますか?ベレー帽ですこんばんわ。



仕事終わりに夜の竹芝……良いじゃない。

ターミナル名物の模型コーナーが妙に充実!



これから乗る
さるびあ丸はこちらです。 目的地は伊豆大島。



うーん、余りにも出来が良すぎる……。 人形まで付いてまるで東武ワールドスクウェアじゃないか。



なるほど東海汽船には偶然、模型マニアの職員が居るらしい。趣味の域を超えている……。

売店には、スパイファミリーとのコラボですが、これは私の聖地巡礼ではございません。



コンテナ風保冷バッグは、荷物になるから買えないが欲しいな。



GWの初日。ここに人が沢山いるところは初めて見たよ……。

写っていませんが
外国人も多数います。

日本人の俺だって初めてなのに
YOUは何しに伊豆大島に?

YOUの目的地が私と同じ伊豆大島なのか、神津島まで行くのかは分かりませんが、持ち物を見る限り

ダイビング・フィッシング・サイクリング・ブラタモリでしょうか?

そう、
私はブラタモリの聖地巡礼に来ました。YOUにだってタモリのファンが居ても不思議ではない!


いずれの目的でも
雨が降ると詰む!!

ので私は予約を前日にしました。 

直近の予報で晴れがほぼ確実の日に行くより手がないのです。
雨男だから!

あと冬は天気よりも波のうねりが凄いので、そもそも避けるべきだということです。

青ヶ島ほどではないにせよ、閉じ込められる事も割とあるので、滞在が伸びてもいいようにスケジュールに余裕を持たすことも重要です。



今まで乗るつもりが無かったので、こんな電光掲示板や、こんな待合所あったのか!というターミナル奥部。



さるびあ丸です。

旧さるびあ丸2代目は、横浜から東京までの夜景航路でショートクルーズならしたことはあったのですが、今回はがっつり乗れます。
船なんて長ければ長いほどいいですからね。

そして出発は夜が良い。夜行バスでも電車でも良いですが、旅のテンションが違います。

辛うじて取れたのはこの雑魚寝部屋です。一部屋12人くらいの2等和室。テレビとコンセントは共用。小さい枕が付きます。毛布は100円で借りれます。



申し訳程度のプライベート仕切りが泣ける……。

ただこれでも昭和に比べればマシで、昭和は席が無くても
乗船のみ券があり、甲板や通路に転がって寝ていたというのです。

昭和の新島行きとかは大人気で、難民船とかナンパ船とか呼ばれていたそうで、その時代にも乗ってみたかった。 真夏の納涼船に乗れば今でもそーゆー出会い目的もあるのかもしれませんが、令和のさるびあ丸はカップルやファミリーは居ても、女子だけのグループというのが居なかったので、どうしようもないですね。何が?



このリクライニング椅子席の予約を取りたかったのですが、座席が凄く少なくてこれじゃ一か月前でも取れる訳がないという感じでした。

乗船は1時間前の21時過ぎから始まったので、出港までまだ時間はあります。船内を回ってみます。




かっこいい青です。

これに比べると正直、橘丸の黄色と緑は如何なものかと思う。ウイスキーの飲み過ぎでは柳原良平先生ェ……。
海なのに……どぎつい黄色と緑なんだよなぁ。  権威でも断る勇気が大事!



さて、さるびあ丸のデザイナーは東京オリンピックのパクリ騒ぎの後で決まった方の人か!



って
東京オリンピックと同じ意匠じゃん……。セルフリメイクかー。引き出し少なめかー。



wifiはありますが、ギガに困って無ければ普通に全航路で通じます。



釣り具や、折り畳みの自転車、ダイビング用具など大きな荷物がある人用のロッカーが多数ありました。もっと大きいと預け荷物にすることも出来ます。

……なんだけどこれは
不法に占拠しているだけかもしれない。

船内に大浴場はありません。シャワールームのみ。



これ以上は入れませんが、特等船室には個室シャワーとか個室トイレがあるかと思います。 



電子レンジ用の冷食。 レストランは



こんな感じです。内装は撮り忘れましたので公式から。 夜行便では食べられる時間帯はかなり限られます。22:00〜23:30だし混んでる。

朝は7:30〜からなので大島の人は使えません。昼便の人が使う用と思った方が良いかも。



島海苔塩ラーメンです。限定メニューは都内の並ぶ名店のカレーでした。




アメニティは自販機です。船内に売店はありません。 毛布と御船印はレセプションで。



お酒は運転免許証が必要な面倒臭い奴。フェリーと違って時間帯の規制はありません。


酒の種類は妙に充実してます。


何故ならこんな有様だからです……



デッキはかなりウェーイで、みんな缶ビール持っていて騒いでいます。
正直こんな治安悪い船は初めてです(笑)

全員がブラタモリに来たとはとても思えない(笑)



隣には例の橘丸。あちらは八丈島へ行きます。



コロナ前より東京は高層ビルが増えたし、今もクレーンでニョキニョキ建ててます。

手前の橋は築地大橋。まだ見慣れないから最近ライトアップ始めたんじゃない?



汽笛ではなく、銅鑼が鳴って出港しました。

船が出て景色が良くなると何のことは無い、
私もおつまみ片手に夜景で一杯やってました(笑)

騒ぐか静かに呑むかの違いしかなかった。

おやおや、テーブルで大学生が遊戯王バトルを始めましたよ。この船はフリースペースに椅子とテーブルが全然足りないのに、ずっと占拠されてて迷惑でした。結局消灯時間過ぎてもやってました。

家でやれ。

船が羽田沖まで進むと飛行機が毎分離発着してました。 暗くてブレちゃうので写真は撮れなかったですが。



最近はこーゆーの良くあるね。ただやってる人は見掛けなかったです。
みんなとっくに出来上がってた!

さるびあ丸は時間調整をしながら進んでいるみたいで、結局、起きてる間は千葉を離れなかったので、天の川が見れるような暗さはなく、
星座が見える程度の普通の田舎の夜の暗さでした。

翌日早朝6:00に下船で、もう23:00ですから寝ておかないときつい。



特等か特2等が羨ましい。



2等和室に戻ります。

床が凄く堅いです……
これはとてもじゃないが眠れない。

ほとんど直に畳で寝ている感覚だ、これは。 あとで気が付きましたが、毛布を2枚借りて一枚は床に敷けば良かった……。

これは歌舞伎町のカプセルホテルよりもハードだ。 
うう、辛い。甲板とか通路とか絶対無理だったわw



2等和室とよく似た一等船室ではハンガーと、個別コンセント、布団セットが付いているようだ。見た目そう変わらないが、重要だなそれは……。

仕方ないので
横になったまま、まんじりと朝を迎えるとする!



翌朝、空き缶がデッキのあちこちに散乱していました。東京の街中と違って、ゴミ箱は船内に沢山あるのに……。

こんなこともちろん飛鳥2では無かったです。というか刺青のトラックドライバーばかりの航路のカーフェリーでもここまでではないよ。



到着です。



タモリ倶楽部の接岸大賞の聖地巡礼にYOUが?


安全に着いちゃいました! 流石です東海汽船。



島内観光は後編へ!