ベレ旅 イタリア編その6 ナポリを見たから死ぬの?



日光を見ずに結構と言うなかれ。ベレー帽です。 ゴールドエクスペリエンスレクイエム!

ナポリを見てから死ねとはいうものの、



ナポリ港に着きました。







結構!結構!コケコッコー!

何をもってナポリを見たことになるのかは、どうやら卵城から見る景色を見る事が条件みたいです。




ナポリで見れたのは卵城ではなくせいぜいこのカステルヌォーボくらいかな。普通に言うとキャッスル・ヌーボー。新・城…何だよその名前…。



本当はこちらの卵城の城壁に登って



これを見て死ねという事らしいです。幸いなのか残念なのか見てないなぁ。

どちらかというとナポリは合流地点というか通過地点なのです。

この日は丸一日自由行動日でした。とはいえ大抵の人はオプショナルツアーで用意されている中からナポリのカプリ島の青の洞窟へ向かいます。

青の洞窟は夏なので80%くらいの確率で見られるみたいですが、そうはいってもですよ。俺のことだから多分無理だ…

ちなみにナポリまで片道3時間+高速船で60分+小舟で1時間〜2時間は洞窟前で順番待機、アタックは6分。帰りも同じ。

もし船酔いする人はかなり厳しいようです。

結論から言うと私は見れませんでした。というか行ってません。
ポンペイに行っちゃいました。

私はギャンブルを避けるチキン野郎なのです。ではなく単純にポンペイの方がより興味があったのです。 私はイタリアには世界の他の場所にはないものが3つあると考えていて、ヴェネツィアの街と、ピサの斜塔と、ポンペイです。

オプショナルツアーにないナポリ・ポンペイを現地ツアーで手配してもらいました。夏は青の洞窟が人気すぎてポンペイが標準ではなかったんです。

オプションになかったので私一人ですが、このツアーは現地ツアーなので他所のツアー客と合同です。ナポリまでは一緒で帰りもナポリで合流して帰る感じ。 ちなみに参加者は全員青の洞窟に成功したそうです…うーん複雑。



ナポリまでのSAの休憩時間で、
ランボルギーニのパトカーを発見しました。 なんだよフェラーリじゃねえのかよ。と思っていたらこれ4000万円もするのね…。詳しくないから金額でしか価値が分からなかったわ。なんだよキッズ達みたいに乗せて貰えば良かったぜ。フェラーリパトカーも一台あるらしいですがどちらも相当珍しいらしく現地ガイドも、地元の人も普通に写真撮ってました。

俺は人だかりが出来てなかったら車に気付いても居なかったわ。

実際の工程とは逆転しますが流れ上ここで、イタリア料理の真打、
ナポリ風ピッツァの登場です!場所はポンペイ遺跡の周りです徒歩1分。



これは海外での料理にしてはとても旨し! 出来立てという事もあるけど、
海外旅行で初めて日本以上にうまいもの食った!w 本場の料理より日本風の方が旨いのは受け手が日本人だからだけじゃなさそうだけど今までは全部そうだったのです。(日本のラーメン食いに中国人が並ぶのです。)

具体的に言うとピザーラ以上のピザという意味ですw
 (好き好きはあるにしても9点か10点かで争うレベル)

但し、日本にある有名店なら(例、中目黒のピザ世界チャンピオンの店)とかは
完全に同等のものが食べられます。
それはそうだ、だってイタリアで修行してるんだものその人達…それで出来てなければ問題だよw






ポンペイの最も象徴的な場所でパシャリ!



憧れの
ヴェスヴィオ火山だ。そして手前がポンペイ。 多分中学の頃から知ってたから遂にやってきたぞ!

結構離れているのにこんなところまで時速100キロで火砕流が来たのか…建物が壊れているのは前兆の大地震もあるけど、火災だろうねぇ。それ以降は一日でまるごと灰で埋まってたわけだから。

西暦79年ヴェスヴィオ火山の噴火により一日で壊滅。その後2000年埋まってたわけです。

コロッセオが西暦80年でほぼ同じ。テルマエロマエが180年頃。中国だと後漢時代、テルマエの頃が三国志と卑弥呼だから古代人やばいですね。 古代人ヤバい、何がヤバいって古代人マジやばい。

まあギリシャのパクリとはいえ相当早い。勿論、中国もキングダムが前200年ですしエジプトは良く分かってないですが相当ヤバい。ちなみに博物誌で有名な大プリニウスもこの時巻き込まれて死んでいます。

ポンペイは一般的なテレビや美術展では



水道完備、鉄も普通に使っているし、水道管も鉄製です。




横断歩道と車止め。




テルマエと脱衣場のロッカー。



パン屋さんの窯とカウンターの居酒屋



猛犬注意の警告。悲劇詩人の家なんかが良く紹介されています。 ちなみにここがJOJO5スポットです。



公開地域には無いので私の写真は無いのですが、選挙ポスターやら恋人にあてた落書きやサラリーマン川柳みたいな当時の文化が垣間見える落書きなども有名です。 当時の2chか…



美術展では秘儀荘の壁画
ポンペイレッドが有名。 ポンペイイエローなど他の色は居ませんw

あくまでも富裕層に限っての話ですが、
電気が無いだけで現代と全く変わらない生活を送っていたと…教科書的な解説が続きますです。

教科書的ではありますが私などは結構ガチで感動してしていました。
この街2000年前からここにあるんだ…って。

フランスの街並みとかアンコールワットとかの方に絵力は断然負けてますけれども、知識をもって見るとやっぱり世界でもぶっちぎりに貴重で古いのですよ。 ピラミッドはもっと古いけど、街が丸まるだと他にある? 日本だと弥生だよ?
普通は再現だの復元ってなるのが当たり前なので。当時の物で、しかもそれに触るのも禁じられていないという雑さw



まあ私が見たかったのはそっちですが、
みんなが見たいのはやっぱりショッキングで悲劇的で分かり易いもので…



で、一番キャッチーなこれですね。逃げ遅れた当時の人の石膏像。灰が死体に積もって固まったのち、腐敗して空洞になった穴に石膏を流し込んで再現したものです。

近年発見されたのは



彼は
グレートマスターベーターと呼ばれているとか。 2000年前からお前らって奴は…。

と、さてそーゆー話が出たので私が見たかった
本当のポンペイの話を…

ここは港町なので貿易の中心で、ということはつまり
娼館と居酒屋ばかり歓楽街なのです。




そして現代では考えられないほどの
男根崇拝の街でもあります。

もっとも
我等ウタマロ日本人からすると別に不思議でもなんでもなく、世界中にありふれた文化だという事は知っています。 

日本のかなまら祭りや真言立川流や、チベット密教の一部、中国の房中術、インドのミトゥナ信仰とカーマスートラなど…etc

が、ヨーロッパ世界でもキリスト教に毒される前はこういった文化があったという事です。彫刻を見ていつも思ってたけど
ヨーロッパ人のちんこは包茎の子供ちんこじゃないんだよ!むしろ黒人並みですよ!

ギリシャ人やローマ人は阿部寛みたいに裸で外を歩いていますので、知恵の実を食ってしまったというか、とにかくキリスト教の文化汚染が余りにも酷い…。 日本も戦国時代はBL当たり前でしたし、遊郭も夜這いも…不倫も文化。

ここポンペイでもまだ西暦79年なのでキリストが死んでそれほど経ってなく、ネロ帝が丁度キリスト教徒を弾圧している頃?なので全くキリスト教世界観に毒されていないのです。ギリシャ神話の変形のローマ神話あたりかと。その後はソドムだゴモラだ言われて徐々に壊されていって
無かったことにされた文化ですが、ここでは灰の中から奇跡的に蘇りました。もっともここの物も19世紀の発掘時は速攻でけしからんとなりましたが、幸い壊さないで封印という形をとったため、綺麗に残っています。

ただ
今でも良識のある方々のせいで全く目に触れないように隠されていますが。


現地に行くちょっとだけですがガイドさんが解説してくれます。わざわざ青の洞窟行かないでここに来るという事は、船酔いが酷い人か俺みたいな知りたがりしか居ないのでw



部屋はかなり狭いですが、これは女奴隷嬢と安い客用だからだそうです。 上客はもっと広い個室。



不鮮明だったのでネットから拝借。

とはいえ何しろそうゆう街なのでこういった壁画が沢山あります。これは港町なので海外の人も多く来られるので、文字でなく絵でこの店で受けられるサービスが分かるようになっているのですね。貴重な当時の落書きからはどの姫が人気で何が得意かまでも判るそうです。
同性愛もオーラルセックスも全てOKです!

フェラーリ! フェラーリ! 
マキシマス!マキシマス!
USA!USA!

maid in bangladesh スペルがアメリカ風w ITALY表記ェ…