バードウォッチングをしよう!死んだ鳥で
子供の時以来で、たべっこ動物を買ったら種類が大幅に変わっていました。あれ変える必要性があるの? ベレー帽ですこんばんわ。
1月2日の東京は帰省で人が居ないだろうと思って、上野の国立科学博物館に行きました。
正月の誰も居ない東京好きなんです。
あれぇぇ?スゲエ人が沢山いる。こちら国立西洋美術館ですけど、2時間待ちくらいですか。モネってそんなに並ぶほどみんな好きなのか。
ありゃりゃ、科博も凄い人が沢山居る。それも外国人比率が高い。
ああそうか、正月2日だと空いてる施設が限られてて上野に集中したのか。昔と変わった……。
正月の誰も居ない東京、もう二度と見られなくなっちゃいましたね。
丸の内に行けば或いは……?
今回の目玉
史上最大の飛べる鳥の復元 ペラゴルニス・サンデルシ
翼開長が6〜7mはあるそうです。
飛べない鳥の最大はこっち、エピオルニスかな
近年のゲノム解析による最新の系統図分類表
ハヤブサがスズメ目に変更になりました。見た目が似てても収斂進化に騙されるなということでしょう。
日本の国鳥のキジが、東アジアに居るコウライキジと同種もしくは亜種だったのが、分析の結果、完全な別種となりキジは日本固有種となったとか、知らなかった知識をずんずん吸収していきます。
個人的に生き物は何が一番という事もなく、蛾だろうが蛇だろうが大体好きなのですが、鳥は狩猟も飼育も出来ない関係からか動物園でも国内種がほとんど見られないので、死体を見に来ました。
とはいえ出来れば骨格標本ではなく、剥製標本の方に期待してきました。
でも骨は骨で興味深いので結局見るのですが。ヒクイドリなんか骨から生きてる姿が容易に想像できるな。まんまじゃん。ただ形状は分かっても、こいつがまさか首から上が青いとは現生種じゃなければ難しいだろうね。
ペンギンの殆どの種類が見える展示や
こういうかっちょいいポージングのシマフクロウみたいな剥製は良いんだけど、
シマエナガはもっと冬仕様でモフモフして欲しかったし、毒鳥ピトフーイは収納を考えたコンパクトな標本だし。
近頃、自分の周りでスズメを全然見なくなったのですが、気が付いたら博物館でしか見られないなんてないですよね?
こういう痩せ細った標本が多いので、図録は買いませんでした。物販レジも列が物凄くて並ぶだけで4〜50分掛かりそうなのも買わなかった要因です。
立派な剥製ならそのまま図鑑にもなるので欲しかったのですが、あまりにも貧弱な個体が多かったので。鳥なのが良くなかったですね。ヨシモトコレクションなら遜色ないんだが。
個人的に見たかった鳥は、動物園に居ない野鳥であるシマエナガ、オオルリ、マシコが見たかったんですが、うーん夏毛と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、ふかふかモフモフで見たかったなぁ。色も褪せている気がするし。 どこか動物園で見れるところないかしら?
海外の珍しい鳥の方がよほど動物園かペットショップに居る気がする。なんか逆なんだよね。国内の普通種の方が見にくい。野生のバードウォッチングをするしかないとは難易度高っ!
今回の展示の蘊蓄漫画結構面白かったです。必見。
藤村「先生!バズーカ撃って!撃てええ!!」
水曜どうでしょうのケツァールとか
ダーウィンが来た!のフウチョウとか極楽鳥も沢山見れたので標本とはいえ、まあ良しとします。
いやー、とにかく混んでた……。過去一混んでたかもしれない。 小型の鳥は前に人が溜まっちゃって、人の背中しか見えないんだもの。単眼鏡あっても無理だった。
空いてれば全然2100円の価値あるんですが、この混雑だとその価値は無かったですね。
常設展に20回以上行ってる俺みたいな慣れっこになってる人じゃなければ、そちらで入場料の元は取れますけどねw
それでも常設展は見るのですが、流石に混雑が随分マシでした。そもそも展示物も大きいので見易いですし。それでもいつもよりは人が居る。
企画展は貝でした。
おお、ダイオウイカの展示気合入ってる! ずっとこのままでいいぞ!
エントツガイ と オオシャコガイ
むむ、事前に全く知らない企画展示だし小スペースなのですが、凄く良いじゃないか。
マボロシハマグリ! 初めて存在を知ったよ。こんなの見たら絶対集めるだろ人類。
カラフルな貝たち、ヒオウギなど
チョウジャエビスとかオキナエビスの仲間かな。当時家が建つくらい高かったとか、今はどうなんだろう?
ウミウシはホルマリンで多少はありましたが、やはり貝殻と違って保存は大変そう。
以上です!
鳥展も、貝展も内容には大満足!
ただ博物館に居る時はね
孤独の博物館……それだと潰れるなw