12月3日は何の日?
毎年12月3日は奇術の掛け声(マジカル・ジェスチャー、呪文)である「ワン、ツー、スリー」に因んで日本奇術協会が定めた「奇術の日」である。
12月3日ではないけれども手品特集です。ああどうせ先月TVでセロでも見たんだろ?と思った貴方、正解です。
まずはナポレオンズについて調べてみたよ。
ボナ植木(ボナ うえき、本名 植木康之、1952年4月3日 - )は、ナポレオンズという二人組みプロマジシャンの一人。東京都出身。専修大学卒。
一般的に(ナポレオンズの)「背の高いほう」「マジックをするほう」「眼鏡してるほう」などと言われる。
パルト小石(ぱると こいし、本名 小石至誠、1952年6月24日 - )は、プロマジシャンコンビ「ナポレオンズ」の一人。岐阜県出身。専修大学卒。
一般的に(ナポレオンズの)「背の小さいほう」「しゃべるほう」「マジックしないほう」などと呼ばれる。
専修大学マジック同好会でコンビを結成。1977年に「マジック・ナポレオンズ」としてデビュー。その後、「ナポレオンズ」と改名。のちに、ナポレオンという名を使わせてもらっていることを報告し、その「許可」をもらうためにフランスのナポレオン・ボナパルトの墓前を訪ねた話が知られている。
当然マギー司郎も調べるじゃん?
マギー司郎(マギー しろう、本名:野澤司郎、1946年3月17日 - )は、茨城県下館市(現 筑西市)出身のタレント、手品師である。弟子はマギー隆司、マギー審司など多数。日本奇術協会相談役。オフィス樹木所属。
得意なマジックは、「縦ジマのハンカチを横ジマにすること」、「麦茶をウーロン茶にすること」である。
主に「縦ジマのハンカチを横ジマにするマジック」からスタートする。また、「板橋(鉾田町などの場合も多い)に○○って飲み屋があるの知ってる?そこに週5回通う、常連の○○って人知ってる?その人が大好きなマジック今からやるから」などの小話を挟む。しかし、終盤には必ず高度なマジックを見せており、マジシャンとしての技能は相当なことがうかがい知れる。
余談だが、司郎は神奈川県のある会場で普通の紙を1万円札に変えるマジックを行った時、「偽札を製造した疑い」で警察の事情聴取を受けたというエピソードがあり、トリビアの泉で容疑者室井慎次風の再現VTRまで作られた。
なぜか複数のアパートの部屋を借りており、事情や場所に応じてそのうちの一つに泊まるという生活を送っている。
何か気になるなここ。
ゼンジー北京(ゼンジー ぺきん、本名、渡辺重信、1940年1月3日 - )は、広島県出身のタレント、手品師である。和光プロダクション所属。
大阪府立春日丘高等学校を卒業後、ゼンジー中村に弟子入り。1963年、角座初舞台。「タネモシカケモチョトアルヨ」などの怪しげな語り口は、たまたま事務所の隣が中国料理店で、そこの店員の喋り方を真似たもの。元々人前に立つと緊張のあまり声が出なくなる程の極度のあがり症で、新人時代はまともに舞台をこなせず苦労していたが、この会話手法を取り入れて別の人格で舞台で演じていると意識することにより、あがり症を克服したというエピソードがある。
Mr.マリック(ミスター・マリック、1949年1月1日(これは戸籍上の誕生日で、実際には1948年12月29日) - )はプロマジシャン。「超魔術師」と名乗る。本名は松尾昭(まつお
あきら)、岐阜県生まれ、岐阜県立岐阜工業高等学校卒業。マリックプロモーション所属。
2001年、『たけしの誰でもピカソ Mr.マリックスペシャル』が放送され、テレビ東京はドーハの悲劇以来の19%を超える視聴率を獲得する。
セロ(Cyril、本名:Cyril Takayama、1975年? - )は、アメリカ合衆国のロサンゼルス生まれのプロマジシャン。クロースアップ・マジックからステージマジックまでをこなし、第一級の不思議とエンターテイメントを提供する。
父は日本人、母はモロッコ系フランス人である。父親の出身地である沖縄県今帰仁村で、2歳から4歳まで祖母に育てられた。ロサンゼルスに戻った後も小学生時代は夏休みを祖母宅で過ごし、小学6年の時には日本の小学校に19日間通った。
そのせいか、日本語がとても上手い。
で、ちょっと知っておいて欲しいのがこれ
サーストンの三原則
1、何が起こるか説明しない。
2、二度やらない。
3、種明かしをしてはならない。
4、女の子にモテるかどうかは顔次第。
という事ですので4番以外は厳守するのでこのページには種明かしはありません。悪しからず。
あ、あと5、買ったばかりの手品を調子に乗ってすぐ見せるな。
コレも付け加えときます。経験者の有りがたい言葉と思ってください。十分練習しましょう。(;^ω^)
で動機が不純でしたが折角だから目の前で実演してくれる手品販売店に逝って買って来ました。
実演してくれるテンヨーグッズ販売店
http://www.tenyo.co.jp/magic/store/index.html
で、取りあえず
べれ「初心者なんですけどこれから手品始めたいんですけど、最初は何がいいですかね?」
店員「うーん、逆に聞きますけど、それはどういった目的で?」
べれ「あ、いや…その」(…ナオンにテルモ…しかないだろ常識的に…)
店員「忘年会とかの余興ですか?」
べれ「ああ、そっちか。…あの純粋に手品に興味があるので飲み会等で。」
店員「でしたらこちらはどうでしょう?」
サイキックペン 1575円
http://www.tenyo.co.jp/magic/catalog/movie/psychic_pen.html
まずはこの動画を見よ。
店員「じゃあ千円お借りできますか?」
べれ「あ、はい。」
店員「このボールペン普通のボールペンですよね?ちょっと書いてみてもらえます?」
べれ「ハイ確かに。普通のボールペンです。」
店員「じゃあこの透かしの辺り見てもらえます?透かしありますよね?」
ブス!
べれ「ちょwwwおまwww」
では商品の解説。
ってそうだよ!買っちゃったSA!いいお客さんだよホントwww
えーとこれ、あんまり好きじゃないです。結構練習しないとぎこちなくて難しい。
そして特に何が難しいかって言うと、やると絶対見せろっていうんだもん。
こいつは見せると「なーんだ。」っていうオチなので見ると全員が不幸になります。そして結構持ってる人が多い…。
それと札とボールペンが出た時点で種はともかく、突き刺すんだなって事が知られすぎちゃってる。
パーフェクトペンという7000円位するギミックが一つ多いペンもあります。そっちは高いので尚更すすめられない。ワンアクション多くなるし
ダイナミックコイン 2100円
http://www.tenyo.co.jp/magic/catalog/movie/dynamic_coin.html
お薦め度 A
ポケットに入るからいつでも出来る。
簡単である。対象年齢は6歳以上。
相手に渡しても種がばれない。手品用語ではそれを改めというそうです。
ばれるとしたら「あっ!それ俺も持ってる!」ってゆー場合だけかと思います。結構ベストセラーですので知ってる人は知っちゃってます。
その後、いくつか見たんですが、鏡か磁石だろ?的な物が多かったです。(実際は知らんのだがwww分からないときの負け惜しみはCG・サクラ・鏡
・磁石しかないwww)
で、種は知らないけどそれらはお薦めできません。だって、ほら普通そんな妖しげな箱出されたら疑うじゃんwww
ここに何にも入ってない普通の箱があります。wwwあるあwwwねーよwww
テンヨーの手品実演ムービーリスト
http://www.tenyo.co.jp/magic/library/fm_deep_movies.html
一応リスト出しときます。
この中でやはりお薦めなのはトランプを使うものです。トランプは誰でも一度は遊んだことがあるもので、説明が要らないのと、だからこそ何でそんなことが出来るの!?っていう驚きが有るかと思いますので。
超お薦めは
ミステリーカード 1575円 スベンガリデッキともいう
http://www.tenyo.co.jp/magic/catalog/movie/mysterycard.html
べれ「すみませんこれやってもらえませんか?」
店員「はい。いいですよ。」
基本的に販売員がいる店はこれで大抵のものをやってくれます。実際に子供連れの方もこの子でも出来る何か有りませんか?みたいな感じで居ましたので。
で、ムービーとほぼ同じ現象を目の前で見せられ
店員「こちらの商品を買えば誰にでも出来ます。」
べれ「……これ、いくらですか?」
店員「1575円です。」
べれ「…買います。」
店員「毎度有難う御座います。」
ちょwww実演販売ちょーこえええええ
お薦め度 AAA 絶対マスト
これ簡単でバレにくいしし、見せ方のアレンジが出来るので、映像で見たとおり一番上に上がってきてるというエレベーター現象。ストップしたとこに移動。相手にカットしてもらった場所に移動。最期は全部その選んだカードに変わってるっていうので4種連続してやることが出来るので単発物にありがちな、もう一回やって!というのを避けられます。あと客参加要素もあるのが良い点かと。
大抵の手品は種を知ると「なーんだ。くだらない…」って言われるのがオチですが、こいつは逆に、種の仕掛けが非常にエレガントで美しく、ダ・ビンチかアインシュタインか誰か凄まじい天才が考えたんだろうなと感心すること間違いないです。でも教えない。自分だけ知ってほくそえむ。コレ最強。
ライジングカード 2100円 正式にはデバノ式ライジングカード
http://www.tenyo.co.jp/magic/catalog/movie/rising_card.html
お薦め度 B
あんまりお薦め出来ないかな。種知らなくてもこの手品自体を見たこと多いだろうし、これしか手品持ってないと、後で困る。
インビジブルカード 1890円http://www.tenyo.co.jp/magic/catalog/movie/invisiblecard.html
お薦め度 A
透明なカードって言うハッタリが効いてて派手なのでお薦めです。
種の仕掛けはエレガントです。人に見せるとかじゃなくて種を知りたいだけの人(例えば俺)は絶対見ておきたい種。
実際にやるときは客いじりが必要となるので困るwww
「ここに透明なカードがあります。」だもんなwww家族相手でもあがっちゃう様な蚤ハートには厳しい。
これも一つのことしか出来ないので、これしか持ってないときついです。他の手品も買っておきましょう。じゃないともう一回「ここに透明なカードがあります。」ってなる(TOT)
ブランクカード 1890円
http://www.tenyo.co.jp/magic/catalog/movie/blankcard.html
お薦め度 A
これもド派手ですね。これ演じてる時に結構混乱します。自分でやってて自分で驚いちゃうwww
仕掛けも美しいです。
デミニッシングリターンズ 2100円
http://www.tenyo.co.jp/magic/catalog/movie/diminishing_returns.html
お薦め度 A
動画だとちょっと小さくて分かり難いですが目の前だと大きさの変化にビックリします。
2006年の新作なので種を知っている人も少ないかと思われるので、その点でもお勧め。
但し動きが見て分かるとおりテーブルが無いと出来ないですね。
えーと俺いくら使ったんだ?
てゆーか、お前店員の薦めた奴、全部買っちゃったのかYO!?
良いお客さんだな、おい。
書籍と通信販売も含めると軽く2万超えましたwww
いやこれは俺が買いすぎなだけwww本来そんなに高くつく趣味じゃない。
何しろ調子に乗った俺は
べれ「トランプ手品やりたいんですけど…」
店員「ありますよ。これなんかどうですか?」
べれ「種がエレガントな物が欲しいんですけど…」
店員「ありますよ。これなんかどうですか?」
と鴨と葱と盆と正月がきてましたから。
でも全部言われるまま買ったんじゃないのよ。
べれ「手から火を出したいんですけど…」
店員「あ、デパートなんで火気類は扱ってないんですよ。」
べれ「セロのハンバーガーをメニューから出す奴、やりたいんですけど。」
店員「当店ではちょっと…。」
べれ「パソコンから美少女出したいんですけど…」
いあ、流石にそこまでは言わなかったか。もうそれ手品じゃないしな。
で、ようやく帰宅。店員の方、長々とあーしたー。
俺は多分、人には見せないで研究だけするっていう趣味になりそうですが手品師は大変だなと思ったのが。
びっくり箱 客いじりのフレーズより
http://www.geocities.jp/magicsatoru/phrase/phrase10.html
親子連れを相手にするときは娘さんをお嬢さん、お母さんを「元・お嬢さん」と呼ぶなどして笑いを取る。
…みの…きみまろ…か。
毒蝮なら、まだ生きてるかババアってところか。
やってみれば実際それなりに受けるんだろうけど、テキストにすると何故か、こう教科書的な笑いなのは何故だろう?
あと通販サイト見てたら
「フラッシュシャイニングブロック」 630円
マジシャンの身だしなみ
脅威のピッカピカ爪磨き!
特にテーブルマジック(クロースアップマジック)を演じる方は必需品です。
多くのプロマジシャンはとっても綺麗なつめです。
つめが綺麗なだけで、マジックが上手く見えるのが不思議です。
従来のブロックタイプより簡単に爪に輝きをあたえます。
透明マニキュアを塗ったような仕上がりになります。
3段階で光沢のある美しい爪に仕上げます。
ほんの数分でピッカピカです!!!
・使い易いサイズにカッターなどで切断しますと、携帯しやすくなると同時により有効に本体を使いきることができ経済的です。
また、爪(ツメ)の隅ずみまで処理しやすくなります。
あとは、定期的に必要になる消耗品とか。
これ、フラッシュコットン。まちまちだけど大体1200〜1500円。
火をつけると一瞬で燃え尽きる綿です。手のひらでやっても一瞬なので熱くないです。
どうにかしてライター無しで火を付けたいんですが、中々いいのが見つからない。自動点火薬ってのも買ったんですがどうも思ってたのと違う。
なにしろカタログ調べても種が絶対書いてないから届くまで仕掛けが分からないという恐怖の買い物。
フラッシュコットンは18歳未満は買えないサイトが多いです。濡らして保存が安全。
お薦めのHP
マジックの館
http://magic.akiha-net.com/index.html
初心者はまずここが良いと思います。非常に分かりやすい。
マジェイアの魔法都市案内http://plaza.harmonix.ne.jp/~k-miwa/magic/magiccover.html#jump
こちらはどちらかというと読ませます。手品周辺事情の読み物として白眉です。
一応2chの手品・曲芸板も
http://hobby8.2ch.net/magic/
当然、ここは悪い側面の方が多いが良い面もある。嘘を嘘と〜
ネタばらし系のサイトは興味ないのでスルーです。
通販サイトはテンヨーのなら大体アマゾンで買えます。送料考えたら一番良いかと思われ。その場で見て買うのが一番ですが近くになきゃしょうがないです。
動画も無い商品はここを参考にすると良いです。
http://card.s101.xrea.com/magic/value/
全部見たわけではないですが種バレはないみたい。
不思議を不思議として楽しめるという人は客に徹した方が良いし、知れば知るほど余計興味が湧く知的ゲーム的に捉える人は、演者か研究者として楽しむも良し。
ちょっと人気無いホストが覚えるのも良いかと思います。
ただ学校の奇術倶楽部に入ってる人って、どうも暗い人が多いような希ガスwww人前で演じるタイプじゃないだろお前って人wwwあ、俺かwww
あと、これから手品を始めたいという人が居たら、まず、あれ。
指パッチン。これ全てにおいて重要。あれ出来ないと何かと困りますよ。種には全く関係ないんだけどワン・ツー・スリーだけだとどうやってもしまらないですから。
と、今回はこの辺で。多分趣味の一つになったので、また特集すると思います。新作とかコインとか、そもそも仕掛けが要らない指先と心理テクニックだけの手品とか残ってるし。ちなみに数学使ったトリックは大嫌いです。
全然興味ないんだけどマギー審司の奥さんはモデル・レースクイーンだそうです。
手品っていいよね。