TKD



タカラジェンヌってパリジェンヌからの造語だったのか…アキバジェンヌなベレー帽ですこんばんわ。


気が付いたら4回目の宝塚を見ていました。



宝塚は3回も見ているので新鮮味はないし、そもそもチケットが取れないし、オクだと倍くらい高くなってしまうというのも行かない理由だったのですが、

今回の演目は
ポーの一族。


実写もアニメもなくてそーゆー映像化的なものは今回が初めての筈。

漫画としても生涯ベスト10に入るレジェンドな作品なだけにこれは見逃せない。成功失敗問わず一応は見ておきたい。



公開されたポスターを見る限り、 流石に
野際陽子=月影先生の奇跡ほどじゃあないけれども、ビジュアル面での不満はない

よし、見よう。宝塚友の会の会員ではないので、ローソンの有料じゃない先行で…平日で一人なら…

取れませんでした。

ヤフオクでS席8,800円を予算は13,000円くらいまでなら…

18,600円で取りました! 熱くなりすぎ!
別日なら15k切ってましたね…土日の方がむしろ転売ヤーが多くて買い易かったのか…

ちなみに久々にヤフオクしたけど簡単決済だいぶ良くなったんだね! 

でも
チケット転売禁止した筈なのに、普通に何も変わってないぞヤフオク!?

買っといてなんだけど、転売ヤーいなければそもそも抽選で当たってた可能性高いからね! 早く禁止しろよ。


さて4回目となると、優雅に交通会館の回転展望レストランで



舌平目の洋酒蒸ボンファムを食してからの…

パンフレット1,000円を買い、ポーの一族オリジナル紅茶ルピシアと薔薇のオリジナルカクテルも堪能。




ここまでテンプレ。一日だけの貴族生活。

もはや何一つ抵抗なく、一人回転展望レストラン、一人宝塚をこなしている…。

お芝居の内容ですけども

概ね満足!



ダイジェスト

基本的に原作至上主義者なのですが、

小説→アニメや実写の場合は原作に忠実にして欲しいけれども
漫画→アニメ化、実写化、舞台化の場合には、漫画という表現は音楽と味覚を除けば既に完成系なので、
いっそアレンジがあった方が良いと思っているので、宝塚アレンジというのは大賛成なのです。

ただ、やっぱり原作が時系列が複雑な大作なので原作未読だとちょっと難しいのかなという印象を受けました。勿論未読の人はそもそも見に来ないと思うのだけれど。

しかもこれ宝塚では超特殊な少年主人公で、尚且つヒロインが不在!なので、非常にイレギュラーだと思います。

パンフレットで演出家も書いているんだけど、原作のキャラ構成が確かに宝塚向きじゃあない気がする。 キャラの耽美さは宝塚向きではあるのだけれども…。 娘役トップの人もメリーベルではなくはポーツネル男爵夫人をやっているようです。


ので原作ではそれほど目立つ役でもないポーツネル男爵夫妻のシーラがかなり比重高くなっております。
ストーリーも原作も時系列通りじゃありませんが、こちらも更に順番が違い最初がグレンスミスの日記からになっています。
後のクックロビンの方の学園編は最後にちょろっと…ってやっぱこれ普通に無理だよね。
全然劇に向いてないわこの原作w そう考えると2時間に良くまとめた方だわ。というわけで概ね満足なのです。

私の場合は宝塚はそもそもが歌とダンスを見る物だと思っているので、お芝居はその前後の感情の説明というか盛り上げるものかなと。

さて私的には宝塚にもだいぶ慣れてきたので、次は当日のB席とか立見席で見るようにしようかと。
それと
やはり次は一度は兵庫の宝塚大劇場の方へ行かねばなと…



最終的にはこうなる。