銀河英雄伝説@実写


観劇に感激。……なんかすみません。ベレー帽です。こんばんわ。


さて二度目の宝塚です。前回はベルばら外伝だったのですが、その時にかなり気に入っていたのですが、まあ原作を知ってる芝居があったら行こうと思っていました。逆転裁判とか再演しないかなと待っていたわけです。

まさかの銀英伝。


原作およびアニメのファンなので宝塚だとぅ!?と思いましたが冷静に考えたら登場人物はイケメンかロマンスグレーばかりで劇中で冴えない顔とされるヤンでさえあのレベルですから、唯一イケメンでないのは原作者くらいでしょう。


田中芳樹大先生

考えれば考えるほど宝塚にぴったりじゃないか。何故今までやってなかったんだ。

逆に男で銀英伝やるとコスプレ大会かウリナリのラインテルト・ヒガシノリスになっちゃうんじゃないのかな?


そうでもないかな…。やってやれないことはないな。


で、宝塚版ですが
これがニュー速での反応


で、もう私が実際に見た感想になるわけですが


2期か同盟編早よ!

気になったのは一本物だったので(前半芝居+後半も芝居+10分のラインダンスと大階段)なのでレビューが少なすぎたこと。まあこれはしょうがないが、どうせ銀英伝が尺に足りるわけないんだから最初から10章くらいの予定でやればよかったのに。

ミッターマイヤーとロイエンタールに見せ場がないこと、自由惑星同盟の人少なっ!と、自由惑星同盟側も黒に見える制服ってのは分かり辛いな。ってことくらいかな。

あとは分かってて敢えてやってることだから野暮なことは言いませんが。
(一例だと女性が少ないのでヒルダが出番を前倒しで序盤からずっと出てくる。イゼルローンをカットw)


では質問形式で答えましょう。


 Q こち亀みたいなコスプレ劇か?



 A 宝塚の衣装と歌と踊りを舐めるな。それに脚の長さマントの払いかた、立ち居振る舞いから身のこなしまで稽古の賜物だ。

 Q 艦隊戦はどうしたのだ?

 A スクリーンに△と凸の歴史本でよくある陣形図とそれの延長で青一色の簡単な戦艦CGで全体の流れを表現していた、がそれは状況説明であって実際には両軍の兵士が踊りで艦隊戦を表現した。

 Q やっぱり突然踊るのか?
 A その通りだ。だが
歌って踊れるオーベルシュタインは見所の一つだ。ラインハルトとキルヒアイスとオーベルシュタインでラインハルトの頭の中で天使キルヒと悪魔オーベの誘惑がくるくる回るを表現するのだ。

 Q 踊るのはその3人だけか?
 A いいや、主要キャラは全員歌って踊る。主だった上級大将は自己紹介がてらに歌う
「誰よりも早い〜、疾風ウォルフとは俺の事さ〜ミッターマイヤー!」
「左右の瞳の色が違う〜野心家とは俺の事。ロイエンタール!」などだ。


 Q 客層はどうなのだ?
 A 9割5分が女性で男はその付き添いだ。年齢層もかなり高い。一人の客は俺くらいだ。だが今回はベルばらと違い男性トイレで並んだ。銀英伝すげー。

 Q ヤンは冴えない男か?
 A いいやイケメンだし歌う。しかも今回のヤンは憂国騎士団と立ち回り勝利する
喧嘩も出来るミラクル・ヤンだ。

 Q フェザーン自治領もでるのか?
 A 狂言回しとして出る。しかしルビンスキーには大いに不満がある。具体的に言うと
髪があり若くイケメンだ。

 Q 同盟のトリューニヒトはでるのか?
 A 出るどころか演説で歌って踊りだす。
聴衆まで踊りだす歴史に残る名演説だ。

 Q ストーリーはどこからどこまでだ?
 A 最初のアスターテ会戦からアムリッツァ会戦、ヴェスターランドの虐殺、オフレッサー白兵戦、キルヒアイスがホニャララするまでだ。つまり原作の1・2巻だ。それを2時間半にまとめた。

 Q 白兵戦もあるのか?
 A スターウォーズみたいな格好をして戦う。
勿論オフレッサーも大斧を持って光の中から満を持して現れる。既に「金の取れるオフレッサー」という名言も生まれているそうだ。
 

 Q 結局面白いのか?
 A 二期があれば必ず見に行くだろう。


 Q また一人で行くのか?
 A 流石に嫁(ドール)は持ち込めないだろ?


今、JIN〜仁〜ペニシリンをやってるんですよね。和物は見たこと無いから見に行こうかなぁ。有給が厳しいかな。逆転検事とかブラックジャックもあるみたいだから多分何がしか行く予感しかしねえ。

それと今調べたら河村隆一の銀英伝、前評判は酷いが行った人の感想見ると好評じゃないか。行けばよかった!