諏訪大社をスルー
登山と民俗学がマイブームのベレー帽ですこんばんわ。
なので、どちらも満たすために、お盆休みには長野に行ってました。
長野には善光寺と、戸隠と、諏訪大社というビッグネームがあるのですが、今回は神長官守矢史料館へ行きます。
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諏訪大社の御祭神、出雲系のタケミナカタよりも、もっと古い原始宗教のミシャグジ様信仰の拠点です。
ミシャグジ様はもはや何の神かもわからないのですが、その秘密の一端が78代続いた神長官の守矢家のこの史料館にあるのです。
諏訪大社には7年に一度の御柱祭が有名ですが、75頭の生贄の生首を捧げる御頭祭という謎の儀式が現代も続いております。その儀式を再現したものです。
現代では動物愛護の観点からか、剥製を使うようです。
ネパールにもクマリという生き神信仰と、御柱祭そっくりの神事があるのですが、
大祝という現人神となる童子に、神を下ろす儀式を司るのが守矢家です。一子相伝かつ、口伝でしか伝えてこなかったために明治の77代の時には、ミシャグジ様を降ろして交信する方法だけが辛うじて残っていたのですが、現当主の78代目に伝えることなく亡くなってしまったので、永遠に失われてしまいました。78代当主は何も聞いていないうえに未婚の80代という事で、残念ながら伝統もじきに無くなるでしょう。
この祈祷殿で、夜寝静まったころに口伝で伝えていたとか……。
ロマンしかねえ……。
ミシャグジ様 御神渡り 甲賀三郎 菅江真澄 諏訪姫 鹿食免 クマリ 御柱祭 建御名方 蛙狩神事 神在月 洩矢神 大祝 耳裂鹿 建御雷 諏訪頼重 インドラ・ジャートラー 七十八代 御射山祭 サナギ鈴 武田信玄 現人神 諏訪龍神 筒粥 手長足長 諏訪明神 薙鎌 神長官 哈爾濱拉麺