ベレも愛した数式
祝!博士の愛した数式の映画公開!ばんわベレー帽です。
本屋さんが薦める読んでもらいたい本NO1になってベストセラーになったんですが、それでもやはりマイナーかと思いまして、、、
いや俺、小説しか読んでないので映画版が良い出来がどうかは知らないです。ちょっと忙しいので私はビデオスルーにします、、、。
俺の好きな数字にまつわるトリビアが一杯載ってて面白い本ですた。普通に感動するしね。他に数字を扱った本で「数字の悪魔」という本も読んだのですがこちらは数字トリビア的には同ジャンルかと思ったのですがお話がつまらなすぎた、、、。
で、ネタバレだからあんまし書けないけど、博士の方は完全数とか友愛数とかストーリーの中で自然に紹介するから学校の数学の勉強とは違い楽しいです。
完全数=最初の完全数は6
1+2+3=6
1×2×3=6
つまり約数を足しても掛けても同じになる数字の事です。
では、本に載ってないいくつかのトリビアっぽい話を(フジのトリビアでやったかどうかは知りません、最近見てないので)
↑の完全数とか黄金比率とか数学はとかくエレガントで神秘的です。ピタゴラスはその神秘性にはまり神秘数学の新興宗教を立ち上げて教祖になったそうです。確かに数字の不思議さには惹かれるものがあります、、、。
検索サイトGoogleの名前の由来
Google は 10 の 100 乗を指す「googol
(ゴーゴル)」という数学用語から名付けられました。これは、米国の数学者エドワード カスナー (Edward Kasner) の甥であるミルトン シロッタ
(Milton Sirotta) による造語で、カスナーとジェームズ ニューマン (James Newman) の共著である『Mathematics and
the Imagination (数学と想像力)』で広く知られるようになりました。Google
という名前は、ウェブ上で使用可能な膨大な量の情報を組織化するという Google 社の使命を反映しています。
これ甥に世界で最も大きい数の名前を付けさせてあげるよ。っていってつけた誕生日プレゼントなんですよ。本当にそれが数学用語としてちゃんと残ってるんです。いい話だなあと。
ちょっとここから銀河ヒッチハイクガイドに関するネタバレを含みます。読んだり映画見たりする予定のある方は注意してください。
グーグルで「人生、宇宙、すべての答え」と検索するとどうなるかご存知ですか?
答えは42
これね、銀河ヒッチハイクガイドという古典SF小説で出てくるネタです。宇宙一のスーパーコンピューター「ディープ・ソート」を使って750万年掛かって出た答え。ジョークなので42に深い意味は無い。ちなみにチェス世界一に負けたIBMのスパコンが同名だった、というか引用してた。今あるチェス名人に勝ったスパコンは「ディープ・ブルー」英語圏の知識層?の基本ジョークになってるみたいです、この本は。アリスとかマザーグースみたいに引用ネタ本かと。
最後に日常に隠された数字の話を
紙ありますよね。コピー用紙とかのオフィスで使うA4とかの紙。あれ比率が1:√2になっています。210:297mmね。1.414285うん下4桁まで確かにそうだね。
1
| ̄|
|_|√2
何故かと言うと、これを半分に折ります。実際そういう用途は多いと思います。
そうすると1:√2/2になりますね。
1
| ̄|√2/2
 ̄
折ったことによって縦と横の長い方が入れ替わってますね。だから今度は1の方が長い方つまり√2になります。ちょっと数字もいじってみましょう、比率なので両方に同じ数なら掛けても比率は変わりません。ということで両方に√2を掛けちゃいます。すると
1×√2=√2
√2/2×√2=√2と√2を掛けたのでルートが外れて2、2分の2になるから約分して1
折っても1:√2になった。
実際の数字でも計算すると1.4141414ほぼ同じ。
折っても折っても縦横の比率が変わらないように設定してあるんです。
これを白銀比というそうです。
まあ改めて言われなくても実生活で何となく理解していたとは思いますが、、、知ってると何となく得した気分、、、。
ちなみにコピー機の秘密。
コピー機は黄色は写りません。何故かと言うと古くなって黄ばんでしまった紙を想定してあらかじめ黄色は飛ばしてコピーする設定になっているから。これ知っとくと蛍光ペンを使う時とかに便利。
同様に青も飛ばしてしまいます。よく製図とかに使う青い方眼の用紙があるんですが、それを飛ばすためです。
漫画家の人はトーンの指定に青いシャーペン使いますね。たまに印刷に残っちゃってるときありますw
1月27日追記
連立方程式解いてみる?Flash
http://elmer.keddy.net/renritu.html
で?と言われると俺はどうしたら良いのか分かりません。