陸地の船を見に行こう!




飛鳥3が就航するならば、2でいいからチャゲも建造して欲しい。ベレー帽(初代)ですこんばんわ。




東京の公園は広いなぁ。

さてここが何処かと言いますと、
ゴミの上です。 夢の島公園なのです。

ゴミを燃やす排熱を温室に利用している熱帯植物園を見に、はるばる来たのですが、




今回はばっさりカットです。

公園でたまたま見た看板に誘われて、ちょっと寄り道を、そっちが今回のテーマです。



妙にエヴァっぽい展示館!



てっきり火垂るの墓とかはだしのゲン的な負の博物館だと思っていたら……

意外とちゃんとした船の展示!



残念ながら中には入れないものの、至近で見ることは出来ます。

最初、死の灰とか水爆の話から入るので



正直、戦争には何ら関わっていない私には他人事だし、悲惨な話など聞きたくもないのですが、



ファンネルとか



縮小模型とかスペックをいつものノリで見ている内に……

あれ?こんな
でかい木造船って貴重じゃね?と気付きました。

歴博とかに縄文時代の丸木舟とか、北前船とかの復元はあったとしても、
現存の木造船って見たことあったかしら?と。



全長29m幅は6m



ざっとこの位の大きさです。ちなみに飛鳥2は幅がこんくらいで長さが6匹分……。

クジラでの換算も東京ドーム同様に良く分からないww

いや、話がそれてきた。どのみち船もキリンも生で見ないと大きさは実感できん。



1947年にカツオ船として竣工、1951年にマグロ船に改装。冷凍室はないが氷を詰めまくったようだ。

そして1954年に被爆。ここまでは分かる。すげー良く分かる。



被災した第五福竜丸は貴重な学術資料として、日本政府が買い取り東京水産大学で放射能の観察が行われ、

1956年に改修して
練習船はやぶさ丸となりました

は?



割と悲惨な風評被害とか、差別とか見たばかりなのだが? 改装して使うってよく反対されなかったな……。

というか
マグロ漁船のままというか、被爆したまま保存すべきだったんじゃあないのか?



そして必死に被爆者が訴えても、むしろ米軍は1954年以降も書ききれないくらい水爆実験してて、清々しいくらいに日本人の命などまったく意に介していないんだなあと。 ちなみに映画ゴジラはこの事件をモチーフに作られました。


と、まあそんな暗い話は置いといて!

Wikipediaによりますとこういった
保存船は、博物館船とか記念艦とかいうジャンルになるようでやはり世界的にも大変貴重なようです。

一覧を見てみますと、意識してませんでしたが自分は既に、かなりの数の博物館船を回っておりましたw



別に船が好きじゃなくても一度は入っちゃう
氷川丸と、日本丸 は言うに及ばず



同じく横須賀に行ったなら誰でも行く
三笠



呉のてつのくじら館あきしお 76mだとクジラというにはでかすぎる……。



越中島の
明治丸、私が行った頃はもう内見できませんでした。

ちょっと自分が行った時の写真が見つかりませんでしたが



北朝鮮の工作船資料館



船の科学館の宗谷



今は無き羊蹄丸 2011年に廃船。



この船は内部が博物館してて昭和の再現率が高かったが、
船の構造は全く分からなかったw

日本の城の天守閣もこの博物館化しちゃう悪癖があるのよね。



船の科学館にかつてあった、マリンエースと たんかい。2024解体してしまったそうです。

保存船は維持費と需要の関係で、基本ひっそりと解体される運命のようで、たまに海に沈めたりもします。


車だったらT型フォードの時代から結構保存されてるんだけどなぁ、大きさのせいなのか人気の度合いのせいなのか。

そうしてみるとトヨタ2000GTが残っているのは分かるけれども、
普通のマグロ漁船である第五福竜丸がこうして残っているのは奇跡といっていいと思う。

老朽化でエンジン等を抜き取られて、
夢の島にゴミとして捨てられていたのが第五福竜丸の成れの果てだと分かって保存運動が始まったとか、エピソードがあり過ぎる!


日本以外でも船は余り保存されなくて、アメリカは戦艦を博物館船として沢山残しているみたいです。


そのうち余裕が出来たらアメリカの出川イングリッシュの聖地に行く
……行けないよ!出川さんじゃなきゃ!