折るタナティブ


薄くて黒い親父靴下を履いたら負けかなと思ってるベレー帽です。こんばんわ。


ドールショーでの大惨敗で、トラウマになりドールの制作から逃げております。
代替として折り紙を折りためておりました。


今回は前川淳さんの「本格折り紙」の作品を折りました。帯にはミステリー作家の綾辻行人さん絶賛とあります。そういえばこの人の十角館の殺人では手品とミステリについて書いてあったけど、折り紙も詳しいのか。ミステリは俺も好きだけど何かあるのかな共通項。

ただ正直に言ってこの本は初心者にはお勧めできません。前に紹介した川崎さんの本の方が分かり易いです。なんか工程の説明が不十分で一コマじゃどうやっても次の形にならないくて詰んでしまう事があります。実際私もピラミッドなどで詰みました。上級者がやる分には複雑な悪魔や七面鳥などもあり歯ごたえ充分だと思います。形も美しい物が多いですし。


あ、その前にこれ



宮島登さんの
折り紙ファンタジアから四つ足の鶴(ドラゴン)

足の工程が多い分普通の鶴より小さくなります。

あ、
背景に首が転がっているのは気にしないで下さい。ごく普通の成人男性のありふれた光景です。

こっから前川淳さんの本からです。


変形鶴。


ちまたじゃパンツも飛ぶそうですがこれも紙飛行機のように飛びます。ま、そんなには飛ばないですけど。


立ち姿の鶴

これはお気に入り。折るのは出来ましたが美しく折るのはまた別でこれは2枚目です。大きい紙ならもっと美しく折れると思います。1000円札で折りたいところですが、長方形なのとサイズの問題からちょっと無理。



三つ首の鶴。
ってそんな生き物は居ないよwwwキングギドライメージなんだろうけど、まあ円谷にいちいち話し通すのも馬鹿らしいしってことでしょうか。



兜です。流石に流行っているとはいえ直江兼次の兜はありませんでした。



え〜と、自分でも何だか分からなくなりそうでしたが、猿です。ニホンザル。

これは顔面の造型が難しかったのを覚えています。3枚目かな、普通の紙じゃ無理で銀紙を使いました。



樹ですwww

地味極まりないし、もうねハサミ使えよとwwwなんで正方一枚折にすんだと小一時間(ry。

これは紙の限界がなければ無限に枝を分かれさせることが出来ます。



悪魔の面。

写真だと何となく分かりますけど現実には開いちゃって何が何だか分かりにくいです。立体物なので形状が安定しないです。顔の目や鼻はフリーハンドで変わるのでその点でも安定しないです。



ヒヨコです。珍しく色を合わせました。これもお腹は風船のように丸く膨らますので安定しません。




猪です。最近干支とかどうでも良くなってきました…。年賀状も去年一通も来てないしwww

ってW3っつで済ましていいのか俺?



イカです。

そこを指で押さえてないと形が保てません。金か銀で折った方が良かったですね。そんなイカは食べたくないですが。

そうそう関係ないけどこないだサイゼリアで
イカ墨スパゲッティ頼んどいて食べないで帰ったのは俺です。生臭くて一口食べて全残し…。空腹で店を出たのは初めての経験でした。



マルチーズ

これは普通に形がいいですよね。簡単だし。



ペンギン。

これもお腹が立体でいい感じ。私のは立たせるのに失敗して伸びしちゃってますが上手く折ればちゃんと立ちます。



羊です。いい形だ。




ドラゴンです。

これはほんのちょっとだけ大きい紙の17・5cmで作ってます。他にも複雑なのはそれを使ってます。それより大きい正方形の紙はあまり手に入らないので。



孔雀です。

これは発狂しそうでしたwwwところがこれでもEASY版だというから恐ろしい。出来る人はこのひだひだを倍にします。

一応ここまでです。最終ページの大技、悪魔はちょっと紙が大きくないと不可能なので出来ません。見ただけで相当重ねてるし指が5股になってるなど、確実に無理です。


ちなみにこれだけ折っても、言われるままに折ってるだけなので創作とか不可能です。何にも頭使ってないwww


大分リハビリできたので、そろそろドール制作の方に戻りたいと思います。