さて岩下の新生姜ミュージアムの話はしましたが、それが目的ではなく、それに順番もそっちは後でした。
本来的な目的地はここです。宇都宮からバスで40分。
大谷資料館
旧帝国ホテルなどに使われていることで有名な大谷石の採石場跡を公開している施設です。 ああ金山とか炭鉱とかの社会見学系施設？とお思いでしょうがさにあらず。
こうゆうところです。普通に埼玉の首都圏外郭放水路に匹敵する異空間です。
その特異な雰囲気から結婚式場やアートの発表会場、そしてミュージックビデオの撮影場所として有名です。（映画も良く撮られて居ますがＭＶの方が圧倒的に多い）
有名なところではＢ’Ｚさんやエンヤさん板野友美さん等ビッグネームが並んでいました。
私としても、VersaillesのPhiriaのＭＶと妖精帝國のＡｓｔｒａｌｄｏｇｍａで使われていていつか行ってみたいと思っていたんです。
残念ながら当館での撮影実績には載ってませんでした。知名度ェ…。
同じくＭＶの聖地ロックハート城は大分前に行ったのにこっちに中々来なかったのは、震災があったからです…。
あの3・11以降安全性の問題で去年ようやく解禁になったのです。
もっともそこですぐに行けばよかったのですが、向こうから連絡があるわけじゃないのでずっと忘れていたのです。
そこで問題が…
大概にして自戒も含めましてカメラマンというものは糞迷惑な存在で、どうも何かやらかしたらしく三脚の使用の禁止と許可無く2時間を越える撮影の禁止を掛けられてしまいました。
こんな暗い場所で三脚無しはきつい…。
ノイズを覚悟でＩＳＯを上げて撮るしかないのですが上に先ほどの写真で精一杯ですね。
ま、手すりに座布団かませて置いて撮る方法もあるのですが、三脚禁止というのはそういう意味じゃなくｗ 長時間場所を占拠する行為を言って居るのは分かるからやりませんでした。
ただ行ってみて驚いたのが、かなり広くて撮るポイントも充分にあるんです。
仮にここで問題を起こすとしたら入り口の階段で三脚を構えるか、或いは前を横切る人を恫喝したとか、カメラマンが云々じゃなくて人としてどうかという行為をしない限りは迷惑は掛からない場所です。 いったいどんな屑がやらかしたんだ…。多分特定できるレベルの少数のトップ屑だと思われデス。
常々、三脚ってそんなに邪魔か？と思っていましたが、やっぱりそんなに邪魔になるものではないよなぁ。ほんの極一部の異常者が三脚を使っているというだけのことでした。イコールじゃないんだけどなぁ。まあ規制されたものはもう二度と解除されることはないでしょう。（日本では一度決まるとかなり難しい。）
さて話を戻しますと、ここはお勧めできるスポットです。地下施設なので常時気温が10度前後なので夏でも冬でもお勧めですし。特にこの日は熱かった！
注意点とすれば温度差で
すぐ結露することかな。
ちなみに外の休憩場が超クール。 こんなかっこいい自販機売り場初めて見たｗ
施設自体は一時間も掛からずに見終われる程度の広さですが（実際は巨大迷宮だが公開範囲が狭い）ので、普通はこのあたりの施設も全部回ります。
近くにある大谷寺
ここはこのお堂の奥に磨岩仏と千手観音があるんですが撮影禁止。
あと無料の公園にある
大谷観音です。
おお、凄い。 大谷石で出来てるじゃん。
てゆーかこの辺、家にしてもなんにしても、採れるからって無造作に使ってるなｗ
庭に捨ててあるしｗ
俺、さっき資料館で大谷石のタイル100円で買ったんだがｗ
おや…
バス停（一時間に2本）で待っていると、山向こうに趣のある廃墟が…。
ああ、バスが来てしまった。
家で調べて見ますとこれは
栃木のマヤカンと呼ばれる山本園大谷グランドセンターなる廃墟物件である事が判明。しまった知っていたらいっていたのに…。
よその廃墟レポ
