ねこまっしぐら
このキャッチコピーは天才的だ…何年前のCMだよ…。ベレー帽です。こんばんわ。
ペット博にいってからちょっと興味を持ったので猫について調べてみました。
ねこの語源
寝る子からという説がもっともらしいが実際は不明といったところです。犬も諸説あり不明。
ゴロゴロ
他のネコ科動物にも見られる「ゴロゴロ(purr)」と喉(のど)を振動させて鳴らす音が、どのようなメカニズムによるものなのかは複数の説があり、いまだにはっきりとは分かっていない
被毛
被毛は品種により、さまざまな毛色や毛質のパターンを持つ。同品種でも多様な色彩や模様を持つ珍しい動物である。毛色や毛質の決定には遺伝子の働きに因るところが大きいことが分かっているが、遺伝子がどのように活性化、不活性化するかなど、不明な点も多い。毛色は子宮内の状態にも影響を受けるとも言われる。例えば、世界初のクローンネコ「CC」の毛色は、遺伝子が全く同じにもかかわらず、クローン親のものと異なっていることが知られている。
ちょ、わからないこと多すぎwww
他に気になることでは
色については、光の三原色のうち青と緑を認識できるが、赤は認識できないと言われている。
ネコ科の動物に共通する特徴であるが、味蕾が他の哺乳類とは異なっており、甘味を認識することができない。
前に書いたとおりネギ類が貧血を起こすのは知っていましたが、これは初耳だ…。
フレーメン反応
いわゆる馬が笑っているアレ
フェロモンを感じる器官が口内の上顎にあり、ヤコブソン器官(鋤鼻〈じょび〉器官)と言う。フェロモンを感じると口を半開きにし、目を半分閉じて笑っているような表情をする。これをフレーメン反応といい、フェロモンを分析している行動である。これにより、主に相手のネコがどういう状態にあるかを分析する。
マタタビの果実やイヌハッカの匂いを嗅ぐと、ネコは恍惚として身悶えるような反応を示す。これは匂いに含まれるマタタビラクトンやネペタラクトンなどの物質にヤコブソン器官が反応し、ネコに陶酔感をもたらすためと言われている。
笑顔だからといって人間のように笑っているわけではない。これは勘違いするよ、しかし。
尾によって表す感情は以下のようなものである。
相手に向かって両目を閉じる
親愛の情を持っている相手と目が合うと、両目を閉じることがある。ときに、そっぽを向く行為を伴う。ネコの習性をよく知らない人間から見ると無視されたように感じる仕草であるが、実際には両目でウインクしているようなものと思えば分かりやすい。猫に慣れた人は見知らぬ猫に近づくとき、この性質を利用して、自らの目を閉じて、猫を警戒させないようにする(この場合、視線は猫の目の高さまで落とすこと)。
猫分かりにくいよwww
バウリンガルって機械が昔ありましたがどうなんでしょう?
肛門嚢
不意打ちを食らうと、肛門嚢から臭いにおいを発することがある。
そんなスカンク的な能力があったとは…
猫は肉より魚が好物
日本のテレビ番組『トリビアの泉』(フジテレビ)による検証で、ネコに魚と肉の両方を自由に食べられる状態にして選ばせたとき、被験対象の全てのネコが肉のほうを選択した。
解説担当の学者の言によると、ネコが何よりも魚を好むというのは全く根拠の無い話であり、魚食中心で肉食が禁じられていたころの日本で飼い猫が広まったことや漁業従事者が好んで飼っていたことが、こういった間違った情報を定着させた理由と述べている。
ドッグフードも躊躇せず好んで食べるが、猫にとっての必須栄養素であるタウリンはドッグフードにはあまり多く配合されていないので、キャットフードを与えるのが無難とされる。そもそもネコ(ここでは語義的にリビアヤマネコ)は、野生の状態で魚を獲ることはほとんど不可能であり、魚を食べるようになったのは人間と暮らすようになってからと考えられる。
品種について
いわゆる猫は分類学上は食肉目のネコ科(ここでチーターやライオンとおさらば)の
ネコ属(イリオモテヤマネコはここで違う)
ヤマネコ種のイエネコ亜種の一種です。イエネコ種でないヤマネコ種というのは日本には居ません(名称の問題でイリオモテヤマネコはヤマネコじゃありませんw)
ミトコンドリア的にはリビアヤマネコが家畜化されたものがイエネコの祖で5頭の母猫から派生したそうです。
ですから品種は基本的にCFAかTICAのいずれかで決めちゃいます。どちらもアメリカの猫血統登録協会
どちらも理想とする型があってそれを満たしているかなんですけど、アビシニアン(短毛)から派生したソマリ(長毛)という種の場合。
アビシニアン×ソマリの子供をどうするかと言う時に
TICAだとその子は毛の長さで別の種になるそうです。
アビシニアン(短毛) ソマリ(長毛)
CFAだと
ソマリの短毛wとなります。
なんで混血の話を例にするかというと後述しますが純度が高すぎると遺伝子的にまずいことが多いから、新しい品種は混血をすることが多いからです。
遺伝子を優先するか外見を優先するかですかね?TICAでは長毛と短毛で種類を分けることが多いので〜〜ロングヘアーと付けて別の種類になるようです。
またTICAのほうが新しい品種を認める傾向があるそうです。95年にマンチカンが登録されました。CFAはまだです。
他にアメリカンカールなども比較的新しく1981年のシュラミスという突然変異の猫が起源です。1987年TICA 1991年CFA公認
まあ団体によって定義が変わるので品種にこだわるのは意味が無いということですな。
イエネコ亜種で充分…かな?
基本的に犬もそうですけど地名が名前の元になっています。
ソマリ →ソマリアです。
マンクス →マン島
シャム →タイ王国の旧名
私が思っているよりも猫のサイクルは早くて、生後半年で子供生むことが可能な上に、年に数回しかも〜6匹産めるので、ブリーダーが本気を出すとあっという間です。
私はシャム猫が好みなのですけど、今のシャム猫はかなり顔が細くてV字型の頭になっています。ちょっと昔のシャム猫は普通に丸顔でした。素人が見て分かるくらい極端な品種改良が行われています。
また、あまり知られていないのかもしれませんけど、血統書付の純血種は需要に合わせて近親姦をさせまくり遺伝的に問題を抱えていることもままあるそうです。
雑種に近いアメリカンショートヘアなどは、とても健康なのですが、例えば遺伝的に危険な因子を持つスコティッシュ・フォールドなどはスコティッシュ×スコティッシュで交配すると、その子供は同型接合性障害の為に成長と共に骨瘤や心臓病、重度の内臓疾患などを発症する危険があります。
スコティッシュ・フォールドは優性の折れ耳遺伝子が特徴なんですけど、外観的に折れてない潜在的なケースも考えられるので注意が必要です。
マンチカンはその余りにも短足過ぎる特徴から関節炎などを起こしやすいし、マンクスの尻尾の無い因子は劣性の致死遺伝子なのでマンクス×マンクスは死産するそうです。
あと人気のある白い毛に青い目の猫も、その因子の組み合わせは耳が聞こえなくなるので注意が必要です。(ブリーダーは知っているが白い毛と青い目は人気がある)
ペルシャはその特徴であるつぶれた鼻ゆえに健康上の問題があります。呼吸器系や、涙が出やすいなど。
雑種は基本的にそういう危険は少なくて寿命も長いことが多いそうです。
三毛猫のオスが居ないというのも遺伝的な話でXXとXYのオスの一本足りない遺伝子のとこで毛の特徴が決まっているので通常は有り得ないです。
ですが染色体異常などで稀にオスの三毛猫が産まれます。その場合、生殖能力は失われているのですが更にその例外として3万分の一の確率で生殖可能なオスの三毛猫が産まれます。
現在、世界で一匹だけ日本に存命確認しているそうです。
ペット感染症について
トキソプラズマ 妊婦を猫に近づけてはならない。
Q熱リケッチア インフルエンザに似た症状
前にも話したのでこれくらいにして
飼い猫の野生化とか
ニュージーランドのスティーブンズ島における固有種スティーブンイワサザイは、灯台守が飼育していた1匹のイエネコによって絶滅に追い込まれたと見られている。
イエネコは国際自然保護連合がリストアップした「外来侵入種ワースト100」にもランクインしており、固有種の多い地域では戸外に出さないなど飼育に注意が必要である。ましてや、脱走や飼育放棄など野生化につながるような事態は絶対に避けるべきである。
さて後半はあまり良い話は出ませんでしたが、それでもなお猫は可愛い訳で…
こんなのが見つかりました。
ねこの博物館 伊豆
http://nekohaku.pandora.nu/
世界唯一らしいです。あと、ねこの美術館も併設されています。
昨今、耳にする猫喫茶、猫カフェについては保健所に明確なラインが無く各都道府県ごとに異なってしまうのですが、食事を出さない喫茶店営業なら許可は出やすいようです。食事ありの飲食店営業の許可だと難しくなります。
以上、猫好きの人が避けて通ろうとする問題を避けずにまとめてみました。