未来
「みく」ちゃんではありません。みらいです。
未来を予測すると言うのは大変難しくほぼ無理なのですが予言者や占い師と言った詐欺師は後を絶ちません。
細木和子は息子の選挙が落ちるのを予測できなかったし、風水のDrコパには離婚歴があります。阪神大震災を当てたと言う銭天牛もそれ以降はずれの予想を繰り返すまぐれの人でした。
本当に予言者といえるのは、アーサー・C・クラークとアインシュタインくらいなものです。
さて我が家の資料を見ますと、こういった本がありました。
彼らが夢見た2000年 アンドリュー・ワット 長山靖生 新潮出版
大体1900年の頃に2000年の未来予想をしたイラストがふんだんに載っている本です。
機械化馬車です。
餌がいりません。排泄の手間がいりません。休憩がいりません。
との事ですが。
そもそも馬がいりません。
自動車と言う発想は思い付かなかった。
蒸気機関が出始めですから仕方の無いことです。実はこの本では機械化馬車の図がありませんでした。機械化馬車はもうちょい古い時代の妄想だったみたい、うちに資料無いので代用で勘弁して下さい。
蒸気機関の発達でさながらスチームパンクになってきます。
既に煙の公害は普及前から問題視されていたようです。しかし文明は前に進むしかないのです、戻ることが出来ないのはデータイーストのゲーム「チェルノブ」の主人公と同じです。
そーらを自由に飛びたいな♪。ってなわけでいつの時代も未来は空を飛びます。でも電線が多過ぎます。現代の電線の状況は予想されていたのに実際になってしまうのは何故でしょう?
ヒンデンブルグさえ落ちなければ、気球、飛行船の類の簡易飛行機械が普及したんではないかと俺は思ってます。ifの世界ですが、、、。空気よりも重いものを飛ばすのは難しいですよ実際。
バベルの塔的都市。聖書のことはみんな忘れてしまったらしい。もっと高くもっと高くツインタワーよりも高く!
文化女中機 吸引式の掃除機は(ry
メイドは現代と特に変化ないみたいだ。
この頃からようやく女性にも参政権が、、、そして軍にもと言う時代錯誤な女性観。
20世紀のファッション予想図です。どんなに変わった衣装を書いたつもりでも、当時の彼らの頭から帽子とステッキは切り離すことが出来ませんでした。
本はこんな感じです。
興味あったら買うと面白いかもしれません。
後知恵で我々はいくらでも突っ込みを入れることが出来るのですが、その時代を生きる者にとっては時代の呪縛からは抜けられないものです。ですから現在の自分たちも未来からの目で見られれば相当アホなことをやってると思いますよ。
結局誰にも未来の予測は出来ないと言うことです。無数のifがあり、無数の選択肢がある。ですから今現在自分が最善と思う行動をして、その結果を受け入れるしかないと思われデス。
また未来が分からないからこそというのもあります。
ギリシャ神話でパンドラの箱と言う話があります。
プロメテウスが嫁のパンドラに人間の災厄を詰め込んだ箱を預けます。
絶対開けるな!と言って。
そんなことを言われたら開けないわけには逝かないダチョウ倶楽部の竜ちゃん的思考なパンドラは即効で開けてしまいましたとさ。
するとありとあらゆる傲慢とか怠惰とかの災厄が人間界に飛び出していってしまいました。慌てたパンドラは蓋を閉めたのですが一つを残して全て逃げてしまいました。
最後に残った一つが、まあ諸説あるんですが未来であったと言われています。
人間にとって未来を知ることは災厄であり、それを知らずにいる故に何とか人は生きていけるという話。
明日はきっと良いことがある筈だ。明日は今日より良くしよう。人はそうやって楽しい未来を妄想して生きていく生き物です。
そうです。明日はきっと良い日なんです。
そして僕らの未来は薔薇色に輝いているんです。
ビバ未来!!!
だから明日も会社に行こう!
そしていつもの作業に戻れ!!!
、、、これが現実、、、。
考えてみればもう21世紀なんですよね。やっぱり町にチューブパイプの道とかエアカーが走ってないのは残念と言えますね。やっぱり現実は厳しい。ネットと携帯は想像以上の発展だと思いますが。
それはそうと、木曜の電車男の時間にネット巡回サークル「笑いの中学」をやってたんですが、結局参加者が今までにたったの2人だったので、やめることにします。
色々と面白動画を用意していたんですがね。
そのつもりは無かったのですが敷居が高かったのかもしれません。(´・ω・`)ショボーンです。