池袋ミネラルショウ2018



今年のボジョレーヌーボーの出来は? 理想的な条件の元、素晴らしいヴィンテージへの期待高まる!です。ベレー帽ですこんばんわ。

去年の年末も行っているのですが、今年も行ってきました。

通常入場料は800円なのですが入り口近くに謎のインド人が販促で招待チケット配っていたので運よく無料で入れました。来年も居るかは分からないけど
まずはインド人をチェックしよう。

今年はマツコが紹介してたパライバトルマリンとユーパーライトという新鉱物とフィンランドのスペクトロライト(ラブラドライトの亜種)と化石と隕石が増えた印象かな。宝石の国フルセット880万というのもありましたね。フォスフォライトが高いのかな?

それでは戦利品。



ユーパーライト 2k

紫外線で光る!発光する新種の鉱物「ユーパーライト」がアメリカで発見される  カラパイア


ああ、カラパイアで見たやつ。じゃあ買うしかないな。サイズと発色次第だけどこれは2kでした。

ということでUVライトも購入せざるを得ないな。前のは壊れた。



いかにもな良く見る造りw でもUVライトの青い奴です。1800円。

これで家の玉滴石とかウランガラス(放射能入り)も生きてくるな。



ということで調子に乗ってアレキサンドライトも購入。 こいつは高級品なので破片が限界だね〜。 宝石級でかつ自然光で色が変わるような奴は3桁万円は必要ですからねぇ。

ユーパーライトの仲間でモロに放射線注意のマークがあって18歳未満には売りませんとあったのも、ミネラルショウの面白さである。



オパール 700円

ってただの石膏にしか見えないw このままの状態で発掘されるそうです。



ウォーターメロントルマリン 3k

特徴的な石なので前から欲しかったんだけど高くて…。 宝石レベルだと一桁違うけどまあ庶民のコレクションにはこんなものでしょう。余りに小さすぎてもアレなので。



基本は鉱物標本ばかりなのですが、ペンダントトップとかアクセサリー加工用のも沢山あるのでそういうのようにヘマタイトの紐。
1kです。 まあ100均のステンレスの紐も便利ですけどね。



例えばこういうローマングラスとかをペンダントにしたりするときに使うと。 これは以前雑貨屋でちゃんとペンダントトップになってるのを4.5kで買ったことあるのですが、
(シルバー925の部分があるからだと思う)こちらは断然に安い。 まあそりゃそうだ普通に手芸業者とかも仕入れに来てるんだから、ちなみにレインボーのが1kで断片は500円と300円のが多数。でも殆ど土産に配ってしまいました。

虹色のキラキラはベースのガラスが濃い青で、薄緑なのはベースからして薄緑でそれぞれ違う感じの虹彩が出ますです。
ちなみに2000年前のローマングラスが4〜500年ほど土に埋まってると土中のマグネシウムの影響でなんちゃら〜。 これはアフガニスタン産。ローマのガラスがアフガンで埋まっていたのかそれともササン朝ペルシャのガラスが埋まっていたのか。ササン朝ペルシャのガラス器もそれはそれで正倉院にあったりして有名だからどっちでも貴重。



ポリマークレイの香水瓶 20円 ワロタw 駄菓子じゃねーんだから! 100円分購入。


さて今回は探していた石と巡り合いました。といっても去年は探していなかったのでいつでもあったのかもしれませんが。



で、でたー!(池の水抜く風に)

ポーリッシュ ジンカイト です。 ジンカイトというのは酸化亜鉛なのですが天然では閉山したフランクリン鉱山のみで、もう取れません。これはポーランドの亜鉛精製工場の火災や事故により煙突に偶然発生していたものでこれはこれで人工とはいえ非常に希少で高額で取引されています。このような大した透明度でもないのに5kも… いかに残りが少ないかという事かと。 現代で言うともはや亜鉛工場はクリーンが求められていてそんな煙突で吐き出すような工場はもう建てられませんので再現も難しいかな。そもそも作る意味も全くないのでw




エメラルド? いいえ
飯盛エメロードです。 ILストーンともいうらしい。

5k デッドストックこれを探していた。 

これは前回ビクトリアストーンの断片を買った時に調べて、何としても手に入れたいと思った石で、

いわゆる戦時中に原爆の研究に従事していた放射線の権威の飯盛博士が、戦後には人造宝石を作っていて完成したものの天然以外には一切評価をしない日本人の習性により、最終的には飯盛博士は失意の末に亡くなり飯盛研究所は閉鎖、その人造石メタヒスイや飯盛ストーンは
製造法含め現在も謎に包まれていて、二度と再現できないという…。1990年までに作られた物のみが流通している状況です。そういった経緯からむしろ海外に多く存在しているとのこと。

とはいえ、実際には1990年っていうのは割と最近wなのと存命中には結構あったことある人が石業界には沢山いてそれなりには出回っています。それと普通に製造方法は特許を取っているので特許庁に行けば誰でも製法は知ることが出来ますw

所詮wikipedhia情報といった所でしょうか。 とはいえその製法は
現在では取引禁止の放射性トリウムを使っているので結局のところ再現できない事実は変わりません。

ILストーンは手に入れたのであとはメタヒスイ(ヴィクトリアストーン)の良い物が欲しい…。


ビクトリア・ストン公式サイト

kwskはこちらを


こういったエピソードのある石が堪らなく好きで、なんなら
石そのものじゃなくてエピソードが載ってる本を集めるのに変えてもいいくらいだw それは全然石コレクターじゃないw