ベレー帽のさらさら越え


クラスで一番背の高い小6女子ってシチュいいよね?ベレー帽です。こんばんわ。

去年辺りからは旅行がマイブームなので何処へ行こうかなと思っていましたところ、

そうだ黒部ダム行こう!




こんな感じと例の公式の宣材


こんな調子です。行くしかないじゃないですか。

さてルートですが、ここは通常は長野側からダムまで行って戻る半日イージーコースから室道辺りで引き返す一日コース、長野〜富山または逆方向から抜けてしまうルートがあります。ちなみに抜けるのには6時間以上掛かります。その場合は通常ですと道中のホテルか抜けてから何処かで一泊し、翌日は違うコースで移動しますので観光ツアーですと近隣を組み合わせて
飛騨高山・白川郷・五箇山・上高地・乗鞍スカイライン・黒部峡谷トロッコ電車・宇奈月・砺波チューリップ・魚津の蜃気楼などが組み合わせの候補として出てきます。


これらに加えて2000m越えの高山地帯の為に4月から11月までしか雪のため通れません。

4〜5月末までは大雪の壁、6〜9月新緑と観光放水、9月〜11月紅葉と観光放水

それぞれ景色も異なるし組み合わせを変えれば
一生楽しめるところです。


特に15mを越える雪の壁の道路は世界でもここにしかなく、外人がyoutubeでアメージングと騒ぐほどです。


さて、とはいえ一人で行くには結構効率が悪くお金が掛かるのとマイカーでは通り抜けられないとか、なんかもう面倒だったのとバスツアーに参加しました。

ルートは初日は岐阜県飛騨高山と白川郷、金沢で一泊して翌日富山側からアルペンルートを抜けて長野側に出て帰路という
正直詰め込みすぎルートです。

HISの国内バスツアーでしたが、まあ私の場合は人見知り&人間不信という駄目人間ですが、そうは言っても
知らないおばちゃんやおっさん相手には普通に話せるので全然余裕でした。勿論婚活バスツアーじゃないので、お一人様のJKなどは居ません。居ても構わないのに。

まあ、旅行日程が忙しすぎなツアーだったので各地での見学時間がせわしないのは、まあしょうがないとしても問題はそんなことではなかったのである…。

旅行日の5がる28日29日は

まだ五月なのに
例年より10日も早い梅雨入り宣言。

まだ5月なのに
台風が大型で大暴れ。

俺がどうやって雨男だって証拠だよ?


ちなみにここ数年の旅行系イベントの勝率は12戦、6勝5敗1分です。
通常日本に於いて雨の日が5割ということは考えにくいので、スネ夫くらいには雨男なのかもしれませんねOrz


もしも景色が良ければこれらのいずれかが見られるわけですぜ。


てかどんだけすげーんだよ富山。

まあその辺は翌日なのでまずは
秘境岐阜を。

いやそもそも私自身がド田舎のダム近くの山に住んでるんですが、それをもってしても北アルプス半端無い…。
人間が自然破壊とかおこがましい。ほっといても自然に飲まれるわ。人間が自然に対抗できるはずないのが実感できます。まさに秘境。



バスの車窓はずっとこんな絶景が続く。これは割と霧と雨のコンディションが良かった時。



飛騨高山はこんな感じ。古い町並みと言う通りはこうやって景観を維持してるんだけど、ちょっと離れた通りは



こっちも充分古い町並みであるw



おやこんな町並みにエイリアン椅子発見。

中に入ってみると鉄のアート作品が格安で売ってます。



さくっと購入。2000円。ねじとかチェーンとかが溶接でロボットになっている。HPや名刺は無いそうで詳細は不明ナリ。飛騨高山にあるよとしかいいようがないな。


ちなみに飛騨高山では真光系の凄い寺院が見えました。




そして次は飛騨高山から白川郷に向かうわけだが、何も知らなければ寝てる間にすぐに着きます。何故寝てるかと言えばトンネルが長いから…。

10km以上ありますw


難工事を知ってればとても寝ては通れないけどね。

さくっと白川郷につきました。

雛見沢観光案内地図



おお、見たことあるw梨花の秘密の場所か。

一応言わなくても分かるかと思いますが、ひぐらしのなく頃にの聖地ですここは。だからこの組み合わせのルートにしたわけで。

私は調子に乗ってレナの家のモデルとか撮りまくってましたけど


冷静に考えればこれは合掌作りじゃない普通の民家だwww



これが正しいな。とはいえご覧の通り傘をさしていますね。まあ差してない人も居るのでそれくらいではあります。まあこれくらいなら満足か。



偶然にも
本物に遭遇。ありがたや。(左が分からん…沙都子にピンクの服はあったかしらん?)

ちなみにここでの持ち時間は60分でとても足りないなと思っていたら、早足で回れば何とか全部回れます。凄く小さい村です。

基本的には飛騨高山も白川郷も若者が楽しむ場所ではございません。娯楽が何もない村です。
若者はバッティングセンターにでも行ってろ。


初日は金沢泊で終了。金沢駅の駅舎を撮って終了。ま、本来ならすぐ近くに兼六園があるんですけども既に夜ですからね。



そして翌日はいよいよ立山黒部アルペンルートを抜けます。

そういえば以前見た水曜どうでしょうのサイコロ4で大泉たちがここを抜けていたな。
全く観光をしないでルートとして通ったのが衝撃だった。ま、彼等も雨だったのだが。

富山側からなのでまずはケーブルカー。角度では高尾山のケーブルカーの方が急です。



見事な絶景だと言わざるを得ないな。

次は高原バス〜



サルが居るけど大丈夫か?
大丈夫だ、問題ない。

車窓から


5月29日の風景じゃねーなこれ。
冬だこれー!
浮かれてますが2000M越えてます。



お湯は92度で沸騰するそうです。

そして室堂です。ここには高級ホテルもありますが山と言うこともあり強風です。



傘は差しても横殴りで意味を成しません。寒くて死にそうです。こんなに酷い雨と寒さは2008年の富士総合火力演習以来です。

そういえば…あの時は雨でデジカメが壊れたな。

だがここまで来てカメラを温存してシャッターチャンスを逃す奴はカメラを持つべきではないな。カメラはまた買えばいいじゃない。

そんな覚悟で撮ったのがこれです。



指入ってるし、水滴付いてんじゃん…。

ちなみに魚眼は実際指が入りがちです…。



ま、こんな感じです。空が青くないと写真は決まらないものです…。

トロリーバス 山をぶち抜くトンネル内を走る、線路は無いが分類上は電車。でもやっぱりバス。


ここでシャッターが下りなくなり、
電源が入らなくなりました。

べれ「ちょw本当に壊れるなよw」

そして自称カメラマンは
これ以降のシャッターチャンスを逃したのでした…。

ロープウェイ


ここからは携帯画像です…。

このロープウェイは途中に柱が一本もありません。というか雪崩があるから柱は建てても折られるそうです。

2000Mの高さからの大展望360度のパノラマが楽しめます。



晴れてればね。


ここからはまたケーブルカー こちらのは全部トンネル内を通るので景色は全く無いです。


そしてその先が黒部ダムです。



ダムの上を歩く徒歩も行路に入っています。







……

………

天気関係ねーわ。すげー。



特にこの岩肌に有る黒部第4ダムが巨人の遺した古代遺跡みたいだ。

この辺りはもう完全なる秘境で、人の世界じゃないんですよ。

もうなんか神域というか、雲上の世界というかなんていうか、分かりやすく言うと飛騨山脈というか。


よく写真で見る展望台からの眺めはこれ。観光放水は無し。ガスってますが関係なく凄い。
ちなみにこの私の居る下辺りにカメラがあってダムの角に立って遠隔操作してこのアングルから撮ることが出来ます。有料だけど素晴らしいサービスだ。



ちなみに誰も立ってないのは雨がそれどころじゃなくしているからです。

飛騨トンネルも難事業でしたが、こちらは死者も出てるしまさしくプロジェクトXなんですよね。黒部の太陽借りてこなくちゃだわ。

そしてまたトロリーバス。
激レアで、日本ではここ以外には先刻のところにしかないw


長野県の扇沢に向かいます。バスツアーなのでそこで元のバスに乗りますが、普通はそこでまだ路線バスで信濃大町まで向かいます。それでようやく電車かな。

あとは帰路なので省略します。

目茶目茶疲れましたが、黒部はすげー。夏か秋にはリベンジするつもりです。

帰ってきてすぐにまた行きたいなんてのは初めてです。勿論天気のせいもあるけど。大抵私は一回限りの人なので。

ツアーは正直忙しくてお勧めできません。付近は諦めて黒部に集中すべきで更に言えば室堂か弥陀ヶ原で一泊して、二日掛けて縦断もしくは往復するのが吉でしょうな。泊まればつまり夕日と御来光の雲海と地上2400mからの星空が着いてくるわけだし。(実際にホテルにそういうオプションガイドがある)

紅葉が最も混むそうですからお盆は地獄でしょうな。ロープウェイ2時間待ちとかもあるそうです。平日金曜に移動して土曜の午前で帰るのが一番良いのでしょうな。平日2日休めるなら尚良い。


まあとにかく立山黒部アルペンルートは素晴らしい観光ルートなんですが、
抜けた先の富山と長野には特に何もありません…。その辺は佐々 成政の史実に忠実と言えます。