みうらじゅんって地味にすげーよな
東海道新幹線の着く時のアナウンス音がTOKIOのビーアンビシャスだとはじめて知りました。ベレー帽です。こんばんわ。
しかし久しぶりの渋谷だなぁ。敵地なのに久しぶりというのは案外私は単館のミニシアターによく来ていたのですね。シネマライズとかね。 いまはどこも大手シネコンでも単館系用の狭いシアターを備える様になってもはや壊滅状態だと思います。 私などは昔、月1で映画見るくらいだったのに今は全く見てないなぁ。
さて本題。
国宝みうらじゅん いやげ物展
渋谷パルコ 1/17〜2/3と会期が短いので気付いたら2/1でしたので急いでいってきました。
渋谷パルコ内にあるので専門の美術館ではなくスペースも狭いのですが、その分500円と安くふらっと入る人も多いような環境です。 というかまあ流石、渋谷みうらじゅんで企画展が成立するんだなぁ。
撮影OKなのはありがたい。
まず、いやげものの定義を。
「土産物とは、そもそも買った者も貰った者も大喜びする前提で作られるべきものなのですが、どうもイマイチ。
いや、それどころか”一体、誰が買うんだろう?と、店先で疑問を投げかけてくるものがあります。それがすなわち『いやげ物』であって、私は何十年にも渡り日本各地を回って集めてきました。」
とのこと。良く分からんな。
ああ、そうゆうことねw
確かに観光地にあるわな。 凄いのはこれを実際に買って保管していたということ。
これらは別に安くもないし場所も食うというのに…
和人形と貝の細工物とゴムヘビ。
ヌートラ
洋ピンのトランプ
金プラの世界。 これ結構高いんだよなwww
まあ上記のものは何処でも確かに見られるものです。買いはしないけれども。
みうらじゅんの視点ならではというものは
カスハガ。 曰く絵葉書は10枚セットが多いのだけど一流観光地の京都以外だと10枚も題材がなく後半に意味の分からない葉書が作られるという経緯ですな。
確かに何か刺身の盛り付けがのってるなw
これが特に凄かったかな。ご当地使い捨てカメラ。
善光寺カメラとか、これに注目したのは初めて見たよ。今まで存在自体に気付かなかった。
ギャップの世界。 この辺は分かる。右が「信長」左がアルファベットで「AMAKUSASHIRO(天草四郎)」
安くないし帽子被らないから買わないけど、現に冒険できるTシャツは俺は買って着てるからね。
ヘンジク
こんなの修学旅行の浮かれた高校生カップルしか買わないとのことだけど
べれ「あれ?これ駄目なん?」
普通に欲しいんだが… 金額と飾る場所の問題であってダサいとかは全く思わなかったなぁ。
会場は短くてすぐ終わってしまいました。全部の写真撮っても30分〜60分くらいでしょうか。
映像コーナーが凄いと思いました。みうらじゅんの解説トークなんだけど、常識を超える45分www
普通5〜15分じゃね?www
これ各コーナー毎にに液晶テレビを置いて分けたほうが全然良いと思うけどね。解説トーク自体は良かったよ。
結論としては満足しました。おそらく誰でも楽しめるんじゃないでしょうか。
ただ会期が短くておそらくこの記事を書いても間に合わないのが難点か。私自身もやっぱりそういった記事で直前に知ったもので。
このいやげもの展はまたやって欲しいし、在庫抱えてるお土産屋さんの為にも流行って欲しいねぇ。(新規にはもう作らないで!www)
みうらじゅんはサブカルにしては一般人にまで広がる流行を何度か起こしているんだよね。マイブーム、仏像、ゆるキャラとか。 正確に言うと起こしてるんじゃなくてそれ以前からやってて、流行が起きると第一人者として出てくるが正しいのかな。いやげ物は既に2005年に本出してるみたいだし。
俺は結構みうらじゅん好きだねぇ。
逆にやくみつるはあんまり好きになれないんだよなぁ。
よくネタ化されてる「木彫り熊」がなかったのが意外。あえて外したんだろうけど結構面白い事になってるのにね。