旅ベレ イタリア編 その2 買ってはいけない


エロマンガ先生を見終わったけど、伏見先生は妹にさえ拘らなければ天才なのに… ベレー帽ですこんばんわ。



行く前の準備としては荷物は当たり前のこととして帰りに詰めてくるお土産が難航です。

というのも
成城石井やカルディが海外輸出品を当たり前に扱っているので日本で非常に簡単に手に入るのです。

私が必死になって9600キロも運んできたモンサンミッシェルのクッキーがイオンで普通に売ってた時は、二度と下らないお土産は買わないと思いました。

アメリカなんて海外土産の通販カタログで天狗のジャーキーとクレイジーソルトがお勧めになっていたので馬鹿正直に買ってしまったよ…。 そんなんコストコじゃあないか…俺、普段食材買わないからなあ。


あと何処の国に行ってもチョコは確かに無難で会社に配るのに便利ですが、知り合い用のお土産としてはもう論外です。

反省したインドやタイでは珍妙な安物ものばかり買って、それはそれで珍しいが
評判は良くないというねw


今回行くイタリアのお土産で代表的なものといえばパスタ、オリーブオイル、クッキー、ワイン、チーズ、ピザ、リモッチェロ、バルサミコ酢。


試しに実際にカルディや成城石井で物色しますとあっという間にこんなに



カントチーニというクッキーはこれブルボンの来客用の丸い缶にちょっと入ってるやつだな。名前を知らなかっただけか。 これはパッケージもいいし、お土産を配っていて足りなくなったときに追加で買ってくる候補の一つとして良いと思う。

アマレッティ
はマカロンの原型にもなったといわれているくらいなのであっまーいです。癖があってあまり私は好きじゃないかな。個別包装じゃないし残っちゃって困るやつ。

リモッチェロはレモンのリキュールです。かなり強いのでストレートで少量を食後酒として飲むのが一般的。、まあ割って飲むのもあり。といったところ。これは旨いけれども残念ながら?日本のスーパーで一番手に入れ易いです。

チーズは
パルミジャーノは珍しくないのでちょっと珍しそうなペコリーノロマーノという羊のチーズにしました。これはパルミジャーノ同様凄く固いハードタイプです。そのまま齧ると塩っ辛いです。本場では削って使うみたいです。 ただ日本だとあんまりチーズ振り掛ける局面あるかなぁ?

パスタを揚げたスナックはまあすぐ飽きちゃう味…。


こちらはさらに今日、追加で買ってきたもの。



Ciaoというワインのサングリア3種、オレンジとレモンジュース、パスタとパスタソース。これはプッタネスカソース。いわゆるトニオさんとこの
娼婦風スパゲッティです。億康の虫歯が治る料理。まだ作ってません…。

ジュースはオレンジもレモンも別に普通…。



これは中目黒のピザ世界チャンピオンの店のマルゲリータ1500円。 本場ナポリの味とのこと。

うーん。
美味しい。 …でも予想は飛び越えてこないというか。 チェーン店じゃない旨いピザ同士で争ったら分からないかな?
トマトとモッツァレラチーズは流石に自家製じゃないだろうから、
世界チャンピオン部分ってのは石窯とピザ生地ってことになる理屈だけど、生地は薄くて焦げているのにフワフワ、よくあるパリパリに割れるようなものではなく冷めても柔らかいままである。 よし覚えた。あとは本場と比べてこよう。 ちなみにテイクアウト可。

結論、イタリア名物という名物は全てこのように買えるので、というか世界中の食べ物は日本でなら手に入るので要らないなぁ。

会社で配る程度なら日本で買って日本語シール剥がせばこれが一番楽だと思います。

現地のスーパーかコンビニで買えるものの方が全然安いうえにレア度は高いという。
あればカップ麺のスパゲッティを買ってこよう。

とはいえ、基本的にちゃんとした相手へは食べ物のお土産は買わなくてよし。


食べ物以外となると、
ブランド品?

ブルガリ?アルマーニ?フェラガモ?ドルガバ? 
はい値段的に消えた。 

名産品でいえば

ヴェネチアングラス(ストラップで15〜40ユーロ、おちょこで30ユーロちゃんとした良いワイングラスは500ユーロくらい)。 ヴェネチアンレース(30〜3000ユーロ)。 ヴェネチアンマスク(18〜155ユーロ)。 どれもお高いなあ。偽物というかメイドインチャイナも多いようだ…。 というかここまで高いものだと日本の高級店で買えるなぁ。割れるよなぁ。これでカモられたらワロエナイ。

という訳で本当に日本で買えるか、銀座のヴェネチアングラス専門店に行ってきました。



背の高いワイングラスが58,000円でコップが17,000円。 お高いなぁ。聞くと現地で買えば当然輸送の手間賃だけ安いそうだけど、リスクも高くなるからなぁ。

もう一店見てきましたけど、どちらかというとそちらも大きいものばかりで、文鎮やストラップなどの手が届く小物は扱ってませんでした。

どちらもあくまでも作家性のあるアート作品のギャラリー的な感じでした。

現地で小物…それこそ中国製のを掴まされそう…。 本当に買うつもりならここで買った方がよい気がしますよ。作品名も作家名もある方が、後に値段も下がらないし。



ローマとフィレンチェには目ぼしいものは思いつかない…。 
ピサの斜塔の文鎮とかI LOVE ROMA T シャツくらいかな。 俺はそっちの方が欲しいぞ。


バチカンでは
本場でロザリオのちょいと良いやつを自分用に。

バチカンの切手と絵葉書を出すのは…時間かかりそう…。

団体行動なのでバチカンは特に時間がないかもしれない。スリも怖いし…。買えないと最後までお土産なしになりかねないので念のため日本で切手はこっそり買っておきました。

目白の切手博物館の売店で現行じゃない古くて額面の小さいものを大量にw 

だって本当に絵葉書出すとなるとその場で手紙書かないといけない…。無理だこれ。それにエアメールの切手が2.2ユーロ、うーん自分に出すだけにしよう。絵葉書はバチカンじゃなくてミラノ辺りで買っておいて準備しておこう。


今のところ、調べた中で良いのはイタリアの煙草が良さそう。イタリアンアニスかMS。 日本では非常にレア。
あとはイタリアのビール。 日本では見たことない。 この辺は空港で買えるのも利点。


まあ他人用のお土産ほど面倒なことはないので、
基本的には日本で買えばよいのです。 個人的に自分用のお土産は現地でしか買えない日本語の公式ガイドブックを全観光地で買いたいのですね。なかなか団体ツアーは公式売店行かないことが多くて女性陣がトイレ行ってる間に強引に行かせてもらうことが多い。買うものは決まっているのでレジが並んでなければ全然間に合う…筈。


うーん。行く前からお土産で悩んで疲れてしまったw



もうこれ土産なんてやめて、帰国後にサイゼリアを奢ればいいだろ。ミラノ風ドリアをな。