さて前回前泊したので羽田から九州です。
今回は長崎からの島。九州最後の炭鉱池島です。
一般的には軍艦島の方が有名ですが私はずっとここに行きたくて、ただアクセスと予約が悪く諦めていたのですが。
これがセットになっている珍しいツアー、大人の社会見学炭鉱ツアーというのがあって参加しました。
ちなみに他の参加者は軍艦島が入ってればいいやという人で、池島のことは何も知らなかったようです。
池島というのは、軍艦島が既に廃墟の退廃美を備えて居るのに対し、現在進行形で廃墟になりつつある過程のゴーストタウン或いは瀕死の島なのです。
まずは長崎市駅から大瀬戸港へ、そこからフェリーに乗って池島までナイフランプ鞄に詰め込んで出掛けます。
見えて参りました。どこか奥多摩工業に似ているでしょうか？
記事タイトルはラピュタから取りましたがどちらかというとパズーの働いてた炭鉱の方でしょう。
私の池島に対する事前情報はこのサイト、またはこちら。もともとは社会見学系あるいは工場萌え系のどちらかから私が辿り着いたのだと思いますが、もう定かではありません。
ただ私の場合いつもそうなのですが、そしてこれは自慢でも何でもなく世間で流行る前に俺は知っていたということで。
例えば天空の城とＣＭで話題になった竹田城跡、あれ私が知っていたのはおそらく5〜6年前で、その時には行く方法が車以外にありませんでした。またＨＰが市のしょぼい何も分からない案内しかありませんでした。今はツアーが幾らでもあります。
で、軍艦島もこの池島も数年前まで行く方法がありませんでした。いえ正確じゃないですね。行く方法はありましたが違法上陸するしかないｗというそういう状況だったです。
そして今ですが軍艦島だけなら、土日は常に予約が一杯＆天候が悪いと上陸できないと、ハードルは高いですが出来ない事もないですが、池島は今でも凄い難しい。ある程度人数が居ないと炭鉱ツアーが催行出来ないわけで。
たしか私このツアー申し込むの3回目です。過去2回は人が集まらず流れました。今回はＧＷでしたので何とか催行です。
で、結果としては行けたけど不満…が正直な感想。私的には炭鉱よりも廃墟にウェイトを置いていたのですが、ツアーは炭鉱に絞られ自由行動が無かった。
と、炭鉱施設は貴重なトロッコ体験やら、ガチの炭鉱の人の解説は結構楽しく見れたものの、炭鉱だけですぐフェリーの時間だと帰らされたんですよね。
ちなみに我々の団体ツアー16名のほかに、長崎さるくツアー3名と合同でした。
見よ。まだまだお一人様が出来る状況ではないのだ。
ちなみにこの旅行のほんの数日前に、天下のＮＨＫでブラタモリでタモリが池島特集をやって居ます。そしてイコモスに軍艦島と明治の産業文化遺産が世界遺産内定のニュースがあったのに、それでもこれ。
7月に正式に世界遺産になればもっといろいろ整備が整うかもね。
だってお土産一つ無く、金落としたいのに何も買うことさえ出来ないんだもの。
クロトワ「観光としてｇｄｇｄでやがる！…早すぎたんだ！」
そういえばそこにいたポム爺に
一人では難度の高い炭鉱ツアーをクリアしたので、次は一人でもう一度ここに来たいと思います。炭鉱よりもこの滅び行く美学だよね！
といいつつも炭鉱部分も捨てがたい！ ツアーで無いなら大瀬戸よりも佐世保から高速船の方が楽らしいよ。
宿泊施設も簡素なものだけどあるらしい。
日本人の行ってみたい世界遺産はずっとマチュピチュで次がアンコールワットなんだよね。
炭鉱…廃墟…巨大施設
嫌いな要素が無い。
