原さんの架空鉄道


鉄道会社上層部は水戸岡さんデザイン以外に判子押さないのかな?ベレー帽ですこんばんわ。


さて横浜の続きです。砂の彫刻展のついでに、いやこっちメインだったかな?原鉄道模型博物館にも行きました。

とりあえず横浜駅に降りて徒歩5分ということですが、案内がない…。目的地が分からない。

結局、横浜三井ビルディング内にあると分かったのだけど、
そのビルにさえ看板がないのよね。

迷いに迷った末なんとか着きました。



これが館長さん。 ところが今年の7月に永眠されたとの事。 え、ほんの先月じゃん…。



で、この博物館はこの館長さんが長年掛けて集めたり
作ったりした膨大なコレクションを展示してあるんです。



他には一番切符と呼ばれる鉄道路線が開通した際に一番に並んで買ったものです。 結構あってすげえマメな人だなぁと。 しかもこの解説にありますが初めては14歳の時で京王井の頭線の開通時に前日から並んでゲット。ところが何故か2番で、これは既に駅員が幹部にあげる為に抜き取ってあった為で、猛抗議して手に入れたとの事。
初っ端から飛ばしすぎ!

さてこの館長、いったい何処の財閥の人かと思ったら、
普通のサラリーマンでした。いや、といっても事務用品のコクヨの専務までいってるから凄い人ではあるんだけど、何で子供のときからの鉄の人が鉄道関係に勤めなかったのかと…。 鉄の人って何故かそういうことあるよね。あれはハッキリと子供の内からだから、すぐに進路は決まるのに…不思議でならない。 職人系は近頃ではサラリーマンした後、親を継ぐ形で5〜60になってからに始めるケースが増えてるけど。

さて私の方は鉄道のことはさっぱりでして、まあ世間の人と同じくらいで新幹線はテンション上がる程度な一般人です。

最近じゃなるべく特急に乗るようにしてますが、それさえも
地方での観光地不足の取れ高補充の為である。
ではなんでわざわざ来たかというと



この世界最大級の鉄道模型ジオラマです。 
原さんの妄想の鉄道シャングリラ鉄道を再現したものです。
2年前の開館当初は撮影禁止だったのだけど、鉄道の日に期間限定でフォトコンテストをやって大変好評だったので今年解禁されたのです。そう、
要するに写真を撮りに来たのです。

減るもんじゃないんだから最初からやれ!っての。混雑時だけ制限すりゃあいいんだよ。



数分毎に夜になります。

模型の運転イベントもあるようです。車両は海外のものが多かった印象。

隣の部屋には規模も背景も大分ダウンしますが横浜も再現されています。



幾つかの時代を混在させた造り、ただ残念なのはタワーなど遠くの背景が書割な所。 こっちも同規模くらいにして欲しかったな。それと現代の今を再現して欲しかったけど。 ああ、それはジオラマ好きの意見か…あくまで鉄道模型が主だったねここは。 


ちなみに私、何を勘違いしたのか明るい広角レンズしか持って行かなくて、良い写真は取れませんでした…。

ここ全体を撮るというよりは望遠レンズで切り取った方が良さそうです。失敗した。

色んな角度から試せるからミニチュアのこれは結構写真の練習に良いとおもいます。

ちな双眼鏡は持って行ってました。現地で無料でおいてありましたがちゃっちいオペラグラスだけだったので、大活躍でした。拡大してみてもキッチリ作りこんであり本物のようでした。

ただ相変わらず博物館での双眼鏡使用が奇異の目に映るんだよなあ。 ペンタックスのパピリオは機能としては全く不満は無いが、デザインがいかにも子供向けの双眼鏡で、一人○○達人の私でさえ躊躇するレベル。 双眼鏡女子特集でもやってくれねえかな。認知されさえすれば大丈夫なわけだから。

まあ現時点でも躊躇しつつも双眼鏡は使っているんだけどね。

また新しいレンズかカメラでも買ったら行きたいと思います。私にはそんな感じのところです。



これが一番ましな写真かなぁ。