高森朝雄=梶原一騎


人生でたった一度だけリアル鼻ちょうちんをやったことがあります。見事な青っぱなです。本当にありがとうございました。


↑本当にありがとうございました。思わず使っちゃいましたが、ちょっとみんな多用しすぎですね。流行り過ぎてかっこ悪いので
自重します。


さて先日、電車男DVD版を買って鑑賞しました。映画館で一度見てるので二度目です。

うん、エルメスたんハァハァいい人ですなあ。ちなみにスペシャルエディション買ったのですが、通常版をお勧めしますです。差額の2000円の価値はないです。本編には4000円の価値がちゃんとありますが。
さてそれで原作つき作品について考えたのですが、うん、ちょっと前に痴漢男映画版それなりに良く出来てるみたいな事いっちゃいましたが
撤回。

やっぱり劇場版は無いわ。AAの使い方はちょっと面白いなと思ったけどそれだけで、評価上げすぎちゃいました。

電車男は原作のダイジェストではありますが重要な箇所は必ず押さえてあるんです。しかしながら痴漢男は下ネタと住人たちとの馬鹿話とか
完全に省いているんです。見たときは一般向けに恋愛映画にするには仕方ないかと思って、その路線で言うならそれなりに面白いなという評価だったんです。でもやっぱりそれは無くて。そこの下ネタと馬鹿話こそが要だったと思い直しました。
TVドラマ版電車男でいうと、あれは
オタクに焦点を合わせて誇張やらフィクションを盛り込んだわけですが、一番の要はあれがネットで起きた本当の話だったところにある訳で、、、。誇張とフィクションを入れたことによりすべてを失ったわけです。
そうしてみるとやはり映画版電車男は志が高いなあと感心した次第です。

他に目を向けて見ますと小説からアニメへ。これでいうと銀河英雄伝説など良く出来ていると思います。忠実になぞっただけではありますがあれによって顔と声を得たともいえます。超美形。

小説から映画へ ロードオブザリングは凄かったと思います。原作ファンが物凄く小うるさい連中なんですがねじ伏せた力量は誰もが認めると思います。凄いぞピータージャクソン。バッドテイスト見たときはお前がこんな凄い奴とは思わなかったぜ。原作つき作品の見本みたいな作品。
ちなみにむしろ批判は戸田奈津子の珍訳に集中したそうです。ですからDVD版は戸田奈津子はずしたそうです。

小説からアニメへ
名探偵ホームズ原作を殆ど無視してます。もちろん原作のどこをどう読んでも
ホームズが犬だとは書いてありません、、、。原作のホームズではホームズはモルヒネの常習者(ジャンキー)です。TVで放送出来る訳無いですね、、、。
まあ、
ハドソン夫人が萌えるからALL OKだ。犬なのに。

小説から映画へ
宇宙の戦士をスターシップトゥルーパーズとしてバーホーベンが映画化しました。この場合、私、原作の大ファンなんですが、これストーリーは変えてないんですが、、、テーマを真逆にしちまいやがりました。原作では原作者のハインラインはファシスト呼ばわりされるくらいの超タカ派SFなんですがバーホーベンはそれを一歩引いた視点から取りブラックコメディにしてしまいました。
例えるなら
巨人の星をギャグとして撮っちゃうみたいな感じです。
困ったことに
それはそれで傑作なんですよ、、、。ややこしい。でも例外みたいなもので基本的には俺は原作に忠実に作るべきだと思ってます。

ジュール・ヴェルヌのマイナーな作品で神秘の島というのがあります。海底2万マイルの続編なんですが、それを原案にしたのが不思議の海のナディアです。ネモ船長が出てきたりなんとなくその名残はあるのですが全然関係ない。むしろ作品を作る際に言われたという青い水晶を持った女の子を少年が助けて一緒に冒険する話という、それどこのラピュタ?という設定の名残のほうが強い感じ。

不思議の海のナディアからアトランティスへ
ディズニーの映画、、、。あまりなインスパイアにちょっと話題になったがナディアなんて知らないとのことです。

ジャングル大帝>>ライオンキング
どう見てもジャングル大帝です。本当にありがとうございました。



ま、要するに、
原作への愛なんですよね肝心なのは。愛の深さが評価の全てですね。作品の出来とか大人の事情は別にして。

ちなみに明日のジョーのちばてつやは書いていた初期、ボクシングを良く知らず階級別になっていることを知らなかったそうです。
龍狼伝の作者も初めの頃、三国志知らなかったそうです。なんだかなあ。



さてそれはさておき、分かってる奴であるところのピータージャクソンがキングコングをリメイクしたので非常にwktk期待しています。早く見たいなあ。