江戸東京博物館


レーズンって何のためにパンに入ってるの?嫌がらせなの?ベレー帽です。こんにちわ。



書くのが大分遅れましたが、相撲の時に隣にある江戸東京博物館にも行きました。

一般が600円、ただ今回は特別展の北斎展もやってましたので合わせて1900円です。

しかし北斎展はちょっと…いや内容じゃなくてですね混雑で、もうどうにもならないです。絵よりも人の頭を見てるほうが長いorz


葛飾 北斎(飾 北齋)(かつしか ほくさい、宝暦10年9月23日?(1760年10月31日?) - 嘉永2年4月18日(1849年5月10日))は、江戸時代の化政文化を代表する浮世絵師の一人である。森羅万象何でも描き、生涯に3万点を越す作品を発表し、版画の他、肉筆画にも傑出した。さらに読み本挿絵芸術に新機軸を出したこと、北斎漫画をはじめ絵本を多数発表して毛筆による形態描出に敏腕を奮い、絵画技術の普及や庶民教育にも益するところが大であった。葛飾派の祖となり、ゴッホなど印象派絵画の色彩にも影響を与えた。代表作に「富嶽三十六景」「北斎漫画」などがある。

その功績は海外で特に評価が高く、1999年雑誌『ライフ』の「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に日本人でただ一人、ランクインした。

90歳で死ぬまでずっと書いてたそうで「70歳までに描いたものは、とるに足らぬものである。73歳でやっと生き物の骨格や草木の生まれを知った。80歳になればますます腕は上達し、90歳で奥義を極め、100歳で神技といわれるであろう」

代表作



今回の展示では肉筆画がメインで版画は少なく、また春画はありませんでした。

美術館の中では写真が取れませんので説明し辛いですが、北斎漫画という絵の描き方入門みたいのがとても良かったです。まる。


あと個人的には肉筆の濃淡よりも版画の単色の方が色の使い方とか好きです。

で、帰りに版画売ってたんで見たんですけど、これって我々が普段見慣れている北斎の版画よりもずっと色が明るいんです。上の見本は明るい方。昔のは紙が黄色く変色してますけどオリジナルはこんな明るいものだったとは!美術家はどう評価してるんだろう?
システィーナ礼拝堂も修復したら全然違ったわけですが



これで肌の色がどうのこうの評論してたら話にならない…。
と、そこで最近では別の問題もあって果たしてPCのモニターを通して同じ色の話が出来るのか?という…。

ま、この辺はR.Aラファティの「他人の目」という短編が良いでしょう。「九百人のお祖母さん」に収録です。

あと北斎の方は杉浦日向子さんの百日紅という漫画を読むと良いと思います。


で、本題の常設展示のほうですけど




こんな感じになっています。文明開化の頃の建物は好きなのでかなり見入ってました。
その間、家族はベンチでお休みしてました…。(興味ないらしい)



実寸の再現のほかにこういった縮小模型も多いです。



他には昭和のものとか



三種の神器(テレビ・冷蔵庫・洗濯機)、B29の機銃、黒い郵便ポスト(当時用途が分からず、たれ便箱と読み、小便を引っ掛けたという…。)





この辺の鹿鳴館とか職業婦人とかの文化にすげー憧れます。

なんという大和和紀、刷り込みか…。



これは吉原の人気GEISHAのカタログ(これは新作衣装はじめました!という宣伝)まるで現代と変わらないorzいやハルヒはじめましたという現代の方が病んでいるか…。
右は芸者の一日のスケジュールです。人気キャバ嬢とほぼ同じです。




これは見辛いですが江戸時代後期の茶人ランキングです。

ああ、俺だけじゃなくて日本人はもう昔からランキング付けるの好きなのねwww

先ほどの北斎の春画といい



こんなのとか見る限りは日本人は、



では最後に俺の江戸フォルダから