狂骨の夢


年末に偶然プライベートの竹内力に会いました。別にファンじゃないけど握手はしました。ベレー帽ですこんばんわ。


さて1月15日といえばなんでしょう?

旧成人式?どんと焼き?センター試験?

正解は、山梨は都留にある
石船神社の御神体の公開日で御座います!


そこの御神体は
聖遺物の中でも超弩級。 宝具といっても過言ではない代物です。


伝説によれば、鎌倉時代の後醍醐天皇の皇子である護良親王の髑髏本尊が実在するという。


説明しよう!

髑髏本尊とは、
真言立川流というセックスによって悟りに達するという邪教の本尊である!

作り方はまず髑髏選びから始まり、1に高僧、行者、次に天皇・貴族・王など、将軍とかどんどん下っていって、無ければ1000個の頭頂部を削って作ったり、或いは縫合戦の無い良い髑髏で妥協するなど…


詳細はこんな感じ


そしてその厳選した髑髏を肉付けして行くわけですが、それには男女の性交によって出来た精液と愛液の和合水を120回塗ります。それを糊として金箔や銀箔を塗って元の姿にします。色々するんですが略。

その際他人に見られてはいけません。

こうして出来た複顔を反魂香を焚きながら毎夜1000回念仏を唱えて抱いて寝て7年w 
8年目に完成します。

成功すれば髑髏がお告げを喋るようになります。正に宝具!

また、この髑髏は京極夏彦の百鬼夜行シリーズの狂骨の夢に出てくる黄金髑髏のモデルになって居るので、聖地巡礼でもあります。

この石船神社にあるものがその邪教によるものとはいえないのですが、皇子の頭蓋骨であること、日本最古の復顔術が行われている貴重な資料であること、目には水晶で象嵌されていること等、その可能性は少しはあるのかなと…

※個人の感想です!


現在、真言立川流は弾圧されて残ってないですし、ここの神社も曖昧でただ御神体をなんとなく伝統で引き継いでいるといった感じです。雇われた宮司と、ただの町内会の人っぽいのだ。
誰も由来が分からない感じ。

そんなアークや仏舎利のようなものが現代まで現存するのも驚きだが、それを年に一回公開しているのだ。

それに集まるのが関係者20名を除けば
たった15人くらいしか見物人が居ないのも驚きだ。

何よりも驚きなのが
写真撮影が可能なこと。 伊勢神宮なんか近寄らせもしないのに!



やったぜ!

撮影させてくれたということで、私は奮発してお賽銭を1000円入れましたよ。 撮影前は持ってた30円で済まそうとしてたけどな。


ちなみにこの神社で待ち時間に話し込んでたおばちゃんと、道の駅で偶然再会し、何かの縁だからと干し柿を貰いました。

いや、干し柿ってwwwご利益すぐに出たのはうれしいけども! 美味いけども!

何かこう…伝説のアイテムなのに効果が地味過ぎない?