旅べれ中国その2 しな←何故か変換できない!




飛行機の電子機器の使用緩和されたんじゃなかったのかよ!全く変わってねーじゃねーか!ベレー帽ですこんばんわ。東京上空撮りたいよー。

テレビの旅番組とかバラエティで見ることも無くなり、
少林寺もキョンシーも全く聞かなくなり、実際に旅行社のパンフレットからも見事に消えてしまった近くて遠い国過ぎる中国ですが、もはや物価も追い抜かれ、人件費の高騰から世界の工場としての役割も終え、もはやショッピングもビジネスも日本人にとって全く用の無い国となってしまいました。

まあ実際問題、私もバリバリのネトウヨなんで大の中国嫌いなんですが、それでもなお、
歴史のロマンが私を観光に誘うのです。

よし、反日とか大気汚染とか負の要素は一旦忘れて、中国の歴史を堪能しようじゃないか。
I LOVE北京!



さて安定のANAですがコードシェアです。だったら中華航空のほうが安かったような… まあこれはいつものことです。



アジアの安いツアーは大概現地ガイドなので、空港の出口までは
自分自身で行く必要があります。

スーツケース受け取る前にシャトルで移動とか不安になる要素が一杯です…。
(地球の歩き方や旅のしおりには流れが書いてありますが、書いてあるのと実際にするのは戸惑うものです。)

で、早速大問題発生!



俺氏、入国審査で止められる!

というのも、あれ、俺、入国審査カード持って無い!!!



本来飛行機内で貰って書くものなのですが、成田→北京ということもあり9割が中国人客で、かつ私一人ツアーと離れた席だったので、入国審査カード不要の
中国人と間違われ配布を飛ばされてしまっていた模様。

とはいえ今更ANAのスッチーと孔明を恨んでいる状況ではない。

べれ「じゃあ今書くから紙くれ」と職員に
身振り手振りと拙い英語で伝達。

意味は通じたが、動かない職員。

焦って詰め寄ると、紙はそこにあるの一点張りだが、そこには書き損じのゴミしかないのだ。

べれ「紙が切れている。おニューをプリーズ」と必死に伝えるも…

明らかに意味は通じてるのに、明らかに困っている俺を見ても

職員「ノー。俺は知らない。それは俺の仕事じゃない。」と全く助けてくれない!


結局見かねた日本人の方が書き損じのゴミの中から、ちょっと横線で消せば
使えなくもない用紙を見つけてくれて事なきを得ました…。 頼れる人間は日本人だけ!

入国審査の時点で、中国人が嫌いになる。早い、早すぎる!

もっとも
ネタ的にはおいしい。 最終的に無事ならば全て良しだな。



そんな大げさな話ではない。

よし、そして中国にはこんな言葉もある。


毛沢東「
長城に到らずんば好漢に非ず!



ドン!

最初からクライマックス! てか、おばさん良い笑顔だな!誰だよwww

で、ガイドさんに何処まで行けば登ったことになるのかと聞いた所…

ガイド「
一歩でも登れば、全て回ったのと同じです。あと登頂証明を出す砦がずっと上の方にあります。」

べれ「そうゆうのもあるのか!」

ガイド「ですが、今ならこの集合写真と長城の写真集と証明書のセットをなんと100元で提供いたします。」

べれ「買った!」

ちなみにその写真集、中国語・英語・日本語と3ヶ国語表記のロゼッタストーンみたいな本ですが、日本語は正直怪しいのがご愛嬌w 公式本でこんなの初めて見たわw

意外と写真が良い出来だったのが好感触。
雪の長城紅葉の長城空撮の長城、なかなか撮れない写真が満載。

それになにより
人が写って無いんだこの写真集! 

実際は私の写真を見て分かるとおり人人人! ただ私的には意外とこういう
人多すぎな万里の長城って初めて見ました。

テレビのロケもここ何十年と無かったからこれ結構レアなんじゃないかと。googleさんでもすごくスクロールしないと絵葉書のような良い写真しか出ないでしょう? いやあこれ来た甲斐があったわ。

あと、話に聞いてた万里の長城を崩して売ってるという話はここではなかった。

そして月から見える唯一の建造物!というのはガセ!(中国科学院が公式に否定)ですが、ちなみに最もよく見えるのは日本のイカ釣り漁船…。

良く考えれば長さはあっても幅が無いんだから見えるわけ無い…。



ガスって居るのはともかくとしても、この時点で先のほうが見えてないんだからw


こういったガイドブックが避けたがる情報こそ有益であると思うのです。

そして私的にここは絶対に行きたかったところでした。

そう、世界七不思議だからです。

勿論、諸説あり、特に有名なものはフィロンの七不思議ですが曰く、



ですが、現存はピラミッドだけで、アルテミス神殿とマウソロス霊廟は少しだけ遺構が残ってる程度です。

そこでその次の中世の七不思議、これに


堂々の万里の長城ですよ! 驚異の建造物なので自然を抜いたとしても世界遺産の厳島神社やアンコールワットやタージマハルでさえもこれには及びますまい。

世界遺産は1000件超えてるので、もうむりぽ…。



ですので七不思議一つ目クリアです!

でも、南京の陶塔は破壊。カタコンベは何故
七不思議に入っているかが不思議と言われるくらいの別によくある地下墓地です。

なんだよ中世の七不思議も無理なのかよ!


え?新・世界七不思議はって?

ああ、あの自然編に韓国の済州島が入っている奴ですね。うん、存じておりますよ?それが何か?





一体何を基準に次に行く場所を決めればいいんだ…。

今現在、世界遺産31箇所回りました。