至高のメニュー 回転寿司編
このお話はフィクションです。実在の団体、美味しんぼとは一切関係ありません。
海原「まあよい、所詮貴様らのような庶民には高級な食べ物の味など分かるまい。貴様らは回転寿司でも食っておればよいのだ。」
ベレ岡「なんだと!!!」
海原「今日は至高の寿司を食べさせてやろう。」
栗田「至高の寿司、、、一体どんなお寿司なのかしら、、、。」
海原「まずは魚の王様、鯛だ。」
ベレ岡「、、、何か違うような!?」
海原「ふん、貴様は回転寿司やスーパーの切り身ばかり食べているから本物が分からんのだ。」
栗田「でも変ね?鯛ってもっとピンク色してると思っていたけど、、、。これじゃまるでナイル川のカワスズキ科オレオクロミス属 ティラピアみたいだわ。」
海原「揃いも揃って味の分からん奴等だ。愚か者め。そういう手合いはほっといて次へ行くとするか。では、次はスズキを食べて頂こう。」
栗田「まあ素敵!私スズキ初めてだわ。結構派手なのね。」
ベレ岡「マターリとしていて、それでいてstkk無い。( ゚Д゚)ウマー」
栗田「スズキ目アカメ科アカメ属 ナイルパーチ(ナイルアカメ)みたいな味がするのね、スズキは。」
海原「ふん、これだから愚民共は、、、貴様らになど勿体無いがアワビを出してやろう。」
栗田「新腹足目 アッキ貝科 ロコ貝(チリアワビ、アワビモドキ)にそっくりね。」
ベレ岡「それはそうとオットセイが出てくる、日刊ゲンダイのやる気まんまんという漫画で何かをアワビで例えてたらその内モザイクが入るようになってたな。あれはアワビなのに。」
こんなのwww
海原「次はタラバガニだ。」
栗田「十脚目異尾下目タラバガニ科タラバガニ属 アブラガニ」
栗田「甲羅中央部のとげが6本がタラバガニ(左)4本がアブラガニ(右)だそうです。」
栗田「ちなみに本物のタラバガニもアブラガニも足が8本でカニではありません。どちらかというとヤドカリの仲間です。」
ベレ岡「解説ありがとう。流石は薀蓄漫画の元祖。」
海原「ふん、貴様ら味音痴のアメリカ人には付き合っておれんわ。」
栗田「え?アメリカ人?」
ベレ岡「ああ気にしないで。この漫画、料理漫画なのに反米なんだ。」
ベレ岡「ちょっと探しただけでこれだもん。」
栗田「そういえば捕鯨の回とか米の輸入の時も凄かったわね。」
ベレ岡「うん、ちょっと赤いね、この漫画。」
栗田「多分チャーチル辺りが言ったと思うけど。こんな言葉があるわ。」
栗田「自然保護運動の奴らには気を付けろ。緑だと思っていたらすぐに熟して赤くなる。」
栗田「黒海原雄山はやっぱり反米じゃなくっちゃ!孫が出来て喜ぶ雄山なんか見たくないわ!」
栗田「オーストラリア万歳路線にもちょっとどうなのよと思うけどね。」
ベレ岡「そもそも政治思想がある料理漫画って一体、、、。」
海原「次は銀ムツとしゃれこもうか。」
ベレ岡「ちょwwwwwおまwwwwwグロスwwww」
栗田「スズキ目ノトテニア科 マゼランアイナメ(通称メロ) チリ・南アフリカ」
海原「次はネギトロだ。」
栗田「、、、あら!?見たところただのマグロの赤身だけど?」
海原「すまん。間違えた。植物油を加えるのを忘れていたようだ。」
海原「細かいことは気にするな。それが至高クオリティ!」
海原「至高のメニュー最後の一品はイクラだ。」
海原「これは出来立てを食べるのが一番だ。東京本社に飛ぶぞ。」
日本カーバイド工業
http://www.carbide.co.jp/index_top.html
主要製品
溶解アセチレン用カーバイド、石灰窒素
苛性ソーダ
液体塩素
次亜塩素酸ソーダ
塩酸、水加ヒドラジン
その他工業薬品
ジシアンジアミド、ベンゾグアナミンニカグアナミンB
凝集剤ニカフロック
シアナミド、 重炭酸アミノグアニジン、ビニルエーテル、
モノメチルヒドラジン
ヒドラジン誘導体、シアナミド誘導体
萌芽促進剤CX-10
メラミン樹脂成形材料ニカレットMC
(メラミン食器、卓上品など)
金型クリーニング材料ニカレットECR
ゴム成形用金型クリーニング材料ニカレットRCC
メラミン食器加飾用成形材料ニカグレーズ
水溶性メチロールメラミン樹脂ニカレヂン
(摩擦材、紙難燃材、接着剤、石膏硬化剤など)
人工イクラ「つぶつぶ」
栗田「企業のHPは何処もつまらないわね。」
ベレ岡「突っ込むのはそこかYO!」
Club tableさんのHPより引用します。
http://www.clubtable.com/index.html
イクラは新鮮な卵を塩漬けにしたもので、その独特の風味と口の中でプチンとはじける触感を好む人がおおいようです。人工イクラが多く出回っていることをご存知でしょうか?
人工イクラを作り出したのは、食品会社ではなく、日本カーバイト工業です。接着剤を入れるカプセルを作る研究をしていて、偶然イクラに似たものができたことがきっかけだったとか。皮膜と内容物は海草からの抽出物で、目玉はサラダ油です。目玉の色はニンジンエキスで着色しているとは驚きです。着色したサラダ油を乳酸カルシウム溶液の中に落とすとイクラそっくりの形に仕上がります。味も形もホンモノそっくりに作られ、まさしく芸術品ですね。
食通の方でも見分けができないほど似ています。本物のイクラは、お湯に浸すとイクラの表面が白っぽく固まってきますが、人工イクラはそうならないので簡単に見分けられます。本物より、コレステロールが低く、値段が安いので本物よりヘルシーです。人工イクラの商品名は「つぶつぶ」です。みなさんがいつも口にしてみえるのはどちらですか
ベレ岡「まあ回転寿司で試すんならお茶に入れてみればいいよ。白くなったら本物だ。」
栗田「、、、なんか嫌な客ね。」
ベレ岡「至高のメニュー確かに食べさせてもらった。」
ベレ岡「だが、これだけ高級食材を集めたんだ。一皿100円もするんだぞ!旨いに決まってる。」
富井副部長「イクラだけにいくら?なんちゃってwwww」
おしまい
こういった紛らわしい名称ってゆーか詐欺ですが、誤解を招く表現はしないようにとの水産庁のお触れですが現状罰則はありません。今後は罰則のあるJAS法によって規制されるようになるかもしれない、なったらいいな、出来たらいいな、でももう業界からお金貰っちゃったしなと言った所じゃないでしょうか。一部妄想。
あと殆どの資料、市場魚介類図鑑さんから無断でぱくってます。
http://www.zukan-bouz.com/
コピー引用禁止、、、、。しーらない。