旅ベレ ベトナム&カンボジア編
その3 金持ち父さん貧乏父さん



ダイソーの100円パンツ薄すぎワロエナイwwwベレー帽ですこんばんわ。一回履いて海外で全部捨ててきたわ。

さて一回ちょろっと言いましたが今回の旅はデラックスホテルに泊まる!のツアーでした。結果的には良かったと思います。

加えてクラブツーリズムといえば、HISが学生のイメージに対し、そう
引退した老夫婦のイメージがありますね。

実際そうでした。15名中、私以外がほぼ夫婦でした。一組だけ母娘がありましたかね。私一人奇数w

おいおいOL2人組は何処いったんだよ! JD卒業旅行は?

年末の高い時期を選んでいるのもあるのか、
遭遇諸条件分かりませんが全て上流階級の人たちでした。私以外。

年間15回も海外に行くという歯医者夫妻。(勿論普段は奥さんとその友達、旦那は留守番。ワイハが多いらしい)。マイルどれだけ溜まるんだよ…。 海外へは観光ではなく買い物がメインという…。

建築系の社長夫妻。年間5〜6回。年明けにはバリ島に行くという。恰幅のある
イイ顔親父。何故か馬があってずっと一緒だった。

詳しくは聞いていないが、アフリカとオーロラとヨーロッパ行ってるって言うんで相当だろうと思う夫妻。ちなみに都内に住んでるぞ。
この奥さんは都内の美術館と動物園めぐりが趣味なので
俺と全く同じとこ行ってた!

岩崎邸、古河庭園、前田侯爵邸、井の頭動物園、多摩動物園、上野系美術館、宝塚、落語etc
それ俺が土日に混んでる中、数年掛けて一回に2〜3箇所ずつ回って制覇したとこだよ!
都内スタートならどんだけ楽か。あ、あと勿論、その都度ランチは椿山荘や帝国ホテルで食べてる模様…

背伸びしてない本物の金持ちや〜。確かに俺が行くといつも有閑マダムの集いがあったわ…それか!


既にベトナムでの宿泊ホテルは前に見せちゃいましたが、同じハロン湾に一つ上のランクのホテルがあってロイヤル カジノ ホテル&ヴィラ ハロン湾というところに途中お邪魔しました。
というのも
水上人形劇とマッサージとカジノがホテル内にありそれを利用させて貰う為。

ホテルはスーペリア以上であって指定ではないので手配の運です。そっちになる可能性もあった。
カジノしたかった…。100ドルと3万円しか持ってなかったがwww

ちなみに他の人の財布チラッと見たら100ドル札とクレカとマイルカード持ってたw
事前にベトナムとカンボジアでは
額がでかすぎて使えない(10ドル以上は偽札の心配の為)て書いてあったのに!俺なんて1ドル50枚と5ドル10枚だぞ。しかもちょっと余ったので無理に使い切ったw

まあ実際は高額商品は日本円かカードが便利だね…持ってった方が良かった。

ああ、そうそう海外での携帯電話ですがデータ通信するなら一日当たり1500円くらいだと思います。成田で借りれる通話のみのならもっと安いですけど、多分要りません。いや現地のガイドは持ってますからいざという時にあると便利ですけども、
大抵ツアー客の誰かが持ってますw

ちなみに現地のガイドに掛けるには、どっかのホテルの現地電話から掛けるから現地の値段だし問題ないです。私も何回か掛けました。

というのもこのホテルに向かう前にツアー参加の母娘が
ぶっ倒れて、ろれつが回らない!すわ脳梗塞か心筋梗塞かという状態で、ガイドが病院に付き添い、私たちは観光を中断してホテルで待機となったからです。そいでガイドさんと連絡取ったりしてたわけです。あるぜ海外でのハプニング!保険は入ろうぜ!

金を持っているのはいいが、年寄りの旅行も考え物だね。若いうちは金も時間も無いが。

この旅の肝の
アンコールワットでさえ歩き疲れたからここで休む、あとで合流しますといってリタイアする夫妻が続出wwww

食事の後は全員正露丸臭い
という老後ツアー。俺が若いって言われてるツアーだからなぁ。ハイキングおばさん以外はみんな体力無かったわ。w

さてその隣のホテルですけども、そこではマッサージと水上人形劇だけ利用しました。

水上人形劇 劇場


このようにイメージと違い冷暖房完備な上に椅子が良い。それと本来カメラとビデオ4ドル追加料金と書いてありましたがここではそんな事なかったです。客が高級だからだろうか。





動画は撮りましたけど一眼で撮るとどうも容量がでかすぎて、うp出来なくなるんですよね。エンコ職人じゃないから結局は低画質になってしまうので、他所のを…。

えーと見りゃ分かりますけど、最後に実は水面下に私達が潜ってたんですよってやってから終わり。




正直つまんないwww
40分で良かったと言う。
丁度飽き始める頃に終わるw




そして別の離れのマッサージ用の建物。

若い女性スタッフ
にやってもらった。男女一緒の部屋なので超健全な足裏と全身マッサージです。

ちなみにガイドさんが唯一の独身客の私に
不健全なマッサージもあることを教えてくれました。勿論ここではなく夜に手配ということですが。

ちなみにここハロン湾では田舎なので日本円で15000円くらい、都心のハノイでは3万円くらいだから今日やった方がいいとの事です。

いや、そういうんじゃないから!っていうか
日本と変わらんよ!

結局私ら観光客は
一度も現地価格で買い物できないのね…。

ちなみにベトナム人は濃い目でゴリ系です。AKBで言えば秋元才加みたいな感じです。美人ですけどねぇ。

病気怖いし、お金全部とられそうだし、倫理的にも問題あるし。

ただ幼女が直接交渉に来ていたのならば断る自信は全く無かった。なんなら結婚しても良かった。

その後は自分のホテルに戻ってホテル内の展望レストランで食事。



生演奏ですね。日本の曲、桜とかふるさととかと中国曲の替わりばんこ。ほんと中国客は何処にもいるね。
エレベーターですら横入りするのには失笑したわ。



これがハノイの観光名所、ホーチミン廟。午前のみ入場しかもボディチェックで待ち時間長いので、我々は外観のみ。中には冷凍のホーチミンの遺体があります。衛兵は本来動かない筈なんだけど、
台湾がまばたきもしないのに対し、あくびやらユラユラ動くやらでやる気なしw 

と、これにて
ベトナムで語ることは終わりなので、アンコールの説明の前にカンボジアのホテルと予習を。


カンボジアのホテル

宿泊したタラ・アンコール



豪華すぎる!バーラウンジでは


こっちも生歌だ。

さてこのように私はwkwkしてホテル内の散策をしてますが、金持ちはそんなことしないw

なぜならいつもこうだから。

むしろこれでも悪いくらい。外がうるさいと文句を言ってた
くらいだからね。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工


ちなみに外もひとりでブラブラと…




やばい暗い!チョー怖い。 二人ならともかく私一人不安だし。誘おうにも年寄り共は皆寝てしまった。

トゥクトゥク(バイクタクシー)はすぐに声を掛けてくる。でも一回断るとしつこくはしない。でも300Mくらい歩いてもう限界。怖かった。

露店にて

べれ「チョムリアップスオ。トライポンマーン?」
現地「?」
ベレ「ハウマッチ?ビア。」
現地「一ドル(日本語)」

……。
………。
ぬるいままだがホテルなら2.5ドル。ホテルで冷やせばOK。やっと現地価格で買えた。しかしほうほうの体で引き返しました。

ここでビールではなくビアとか、
アメリカ人気取りの発音なのに注目。

気取ってるのでもなんでもなく、

事前のベトナム航空にてスチュワーデスに

べれ「ビール。」

……
ミルクを注がれるという屈辱…。


ビールとミルク…母音とルが同じっちゃ同じだけども…。

普段の日本語の時から滑舌悪い、声が小さい、早口聞き取れないの三重苦だから、外国語なんて尚更習いに行く気にすらならないなぁ。何とかしたいが。

結局治安のほうは、翌日の感想も込みで言えば、それ程は悪くはなかったのだけれども初日の夜だったのでまだカンボジア人というものが分からなかった。

はっきり言って
スリとか強盗とか噛まれるんじゃないか!?とか

もう人間としてみていないという失礼振りwwwだってガイド本が煽りすぎなんだよ。まあこのシェムリアップ以外は実際ヤバイらしいけどね。

ホテルはクリスマスイルミネーションでキラキラだけどちょっと離れただけでこのありさま。



ここシェムリアップはアンコールワット直近で空港も含め、もうその為だけにある観光都市。ホテルとレストランしかない。そうでない場所はごらんの有様だよ。

日本も貧富激しいが、こっちの比じゃないねぇ。




通貨はリエル 10000リエル=200円です。

カンボジアの平均月収は5000円。富豪は日本のODAとか寄付とか
全部横取りしてる。

クーラーを掛けなければ寝られないが、一日中かければ月3万円。月収の6倍。

現地の人は扇風機ですが、基本的に
少しは涼しくなる夜中2時に寝て6時に暑くて目が覚める生活だそうです。

ガイドさんが真面目すぎる人だったので、アンコールワットでもかなりカンボジアの歴史に時間を割いていた。歴史上ずっと戦争してる国だねぇ。

まあスゲエのはポル・ポトだなぁ。

ポル・ポトの大虐殺だけは凄まじかったわ・・そこいらのグロで満足してるゆとりは勉強してみ
カオスちゃんねるより

俺よりちょいと年上で37歳のガイドさんのお父さんも殺されたそうです。そうか、それ歴史の話じゃねーんだな。最近の話かよ。

確かに年寄りは見てないな。すげーな。800万人中の300万人殺せばそりゃそうか。

まあかなり遺跡剥がして売ったり、牢屋に使ったり周囲に地雷敷いたりしてボロボロにしたけども、それでも何とかアンコールワットが残っていて良かった。この先アンコールはピラミッド同様永遠に観光客を呼んでくれるでしょう。

これが同じ最貧国とはいえナウル共和国じゃなくて良かった。

だが色々と考えさせられることはあったね。

一番印象的だったのがアンコールワットでの売り子。

通常売り子は入れないんですが、門番に賄賂を渡して入ってきてるわけです。

そして子供たちが写真集とか絵葉書を売っています。

交渉の末、写真集と絵葉書セット合わせて25ドルを14ドルまでまけさせました。そしたら10ドル札が勘違いで本当に無くって、7ドルしかない。やっぱり買えないってなった時に、
現地「OKフレンド。4ドルと1000円でもいいよ。」
と、それは助かると思ってじゃあそれでとなったら。
現地「1000円と7ドル」
と持ち金全部とろうとしてきましたwww
べれ「NO、14ドルっていったべ?」
と思わず
日本の方言が出てしまう始末。まあなんとか1000円+4ドルで納めたところ。
よく考えたら1000円って12ドルはありますねw
してやられたわ〜。

ちなみに私は現地価格知っていたのでその写真集が
本当は5ドルしないのも承知の上です。買い物を楽しみたかった。絵葉書と合わせて6ドルが相場かね。

で、その後、強制のお土産屋を回ってる時に、一人同士の時で仲良くなったガイドさんと話していて

ガイド「写真集買ってたけどあれ本当は3ドルってとこだよ。」
ガイド「私あそこで口出すと
本当に殺されちゃうから何も言えなかった。
と告白。
いやその言葉で俺もう許したわ。でもまあ子供たちが少しでも楽になるならいいよって言ったら、全部取り上げられるし、仮に懐に入れても現地の月収5000円よ。
楽したら一生働かなくなるし。あぶく銭は麻薬を買うだけ。って言われて返す言葉もありませんでした。


そういえばお土産。多少底上げしてるとはいえゆうてもも所詮はパックツアー、強制お土産屋が全部で4回ありました。勿論バス移動多いですからトイレ休憩は絶対必要とはいえ、それだけで各40分は取られてしまいます。

これはまあ旅行会社がお土産屋さんから一人500〜800円のマージンを貰い、かつ売り上げの10%〜20%を貰うわけで、それを見越して破格のツアーが組めるわけですから功罪ありますが、ルーブル美術館の時間1時間にしといてそれかよとも思いますよね。まあそれが嫌ならとにかく金を出せという話ではありますが。

おっと閑話休題。

そのお土産がねカンボジアはアンコールクッキーが一番有名なんだけど、これ普通に1600円とかするのね。
それって京都のクッキーとかと変わらないじゃない?現地の月収5000円だよ?www

観光客だからってふざけんなと。

とはいえ調べてみますと、これ一応
フェアトレードを謳っているのですね。

フェアトレードってのは要約すればつまり現地の雇用を支える為に、寄付金が入ってるようなものです。

しかしねぇ。いや問題点は色々言われていて善意に頼りすぎて競争力の無い価格設定だとか、NPOとかが
学生の自分探しの延長だったりとか、悪い奴が全部横領して豪遊三昧とか、まあアンコールクッキーがどうかは調べたけど分からなかった。支援実績がHPに載ってねぇんだもの。

で、俺は屁理屈こねてクッキー買わないケチなわけだけど、ツアーの金持ち達は何も考えずに買うのよ…。

ああ、そうか。結局のところ、金持ちのほうが良い人が多いのよね。実際のところ
ブスの方が性格が悪いのと一緒で。

さてそれとは別に実際にぼったくりも存在します。ですが
一番ひどいのは空港です。
現地価格の3倍はつけてきます。写真集が18ドルで絵葉書が一枚で1ドルです。I LOVE ANGKORWAT Tシャツが18ドル。現地ボッタクリの子供よりひどい。あいつらヤクザ以下だ。誰が買うか!糞。Tシャツ欲しいのに!悔しい!現地だと3ドルのはずだぞ糞。

紙幣セットが18ドルもする!俺ガイドさんに数ドルを崩してもらっただけで揃ったのに!

いや勿論ピン札だし、アルバムになってるし今は無い紙幣も入ってるけどさぁ…。なんだかなぁ。

それでお札集めてくれたお礼にチップを渡そうとしたんですが、受け取ってくれませんね。余った虫除けスプレーと折り鶴は貰ってくれました。スプレーは明日のツアー客にでもと言って渡したのですが、現地の子供達の施設に届けるとの事。
真面目か!


ちょっと後半は愚痴と社会派な内容?になってしまいましたが、いろいろ考えさせられて帰国したら
正月からビックダディの再放送をやっていた…いやあ日本も相当駄目だなこりゃ。


ここで旅の余計な要素は全て吐き出したので次回はアンコールに集中できる予定。次回で終わり。