蟲は気持ち悪い、触れないという人は見ても蟲が好きな人なんか周りに全くいないのだが… 大宮は一体どうなっているんだｗ
そして会場内は撮影禁止なのでツイッターでも拡散されない…
というわけで戦利品をうｐ
例えばこのミヤマカラスアゲハ。 北海道春型雌雄セット木箱付きで1,000円？買った！
国産、北海道〜九州までで何故か千葉だけ居ないそうですｗ。
一度だけ奥多摩で見たことがあるが、やはり深山というだけあって中々人里では見ないよな。
オオルリアゲハとスカシマダラのセット。1,500円。
この店は特に安いのだけれども、とはいえ、どの標本も買える値段なんです。
なんだよ。博物館にしかなくて個人では買えない値段の物だとばかり思っていたよ！
前に行った名和昆虫博物館で幻の希蝶オウゴンテングアゲハ！ とありましたが
普通に5,000円前後で売ってましたｗｗｗ
トリバネアゲハの仲間も普通に扱ってますね。 この辺はワシントン条約に引っかかるのでそれらをクリアした養殖個体なのでしょう。
安すぎるものな。日本は世界最大の昆虫マーケットとはいえ集まりすぎ。 でこれが養殖じゃなきゃ貴重種乱獲しまくり！来年にはもう消えてるよｗ
ギフチョウに至っては天然よりも交配などで色を出すブリーディング自慢の方に向かっているみたい。逆に普通の個体が売ってなくて全般高かったし、野生絶滅の地域のギフチョウもありました。
クワガタの方は大きさ自慢でしょうか。別に珍しくもないクワガタでも1万越えとかあったので多分記録的にでかい個体なのでしょう。
例えばこの知名度ナンバーワンのモルフォチョウ。正確に言うとメネラウス・モルフォ ギアナ産
2,500円です。
そしてこれだけ見栄えの良いアクリルのケースにしましたけど、ケースが3,460円ｗ ケースの方が高いのかよ！
基本的にこの会場、標本を売る会場なので木箱入りなのは稀で、みんな箱持参で標本だけ買います。
標本は全部虫ピンで刺さっているのでピンごと抜いて買うｗ つまり裸状態で渡される。
いや俺しらねーから箱もってきてないし…。 勿論箱屋さんもあります。 前述のアクリル、これは高くつくので贈答用ですね。次がドイツ箱これも高い1,000円〜3,000円くらい。
ここでは簡易的な100均のプラケースやタッパーか紙箱の底に刺せるスポンジを敷いて、買い物箱として使い。
持って帰り家でちゃんと標本箱に分類するのが基本。
簡易的な木箱は沢山買えばくれるところもあります。
同じくミヤマカラスアゲハ1,000円。
日本の国蝶オオムラサキ 600円。
ミイロタイマイ インドネシア600円。
オオスズメバチ 500円。
うーん。時間も知識も足りない。この日はここまで。全般的に標本は蝶と甲虫で9割でしょうか。意外と蜻蛉とかバッタは少ない印象。
標本以外では、前述した標本箱、中古の本の販売（学術書並みに高いのでブックオフとか使えないのです。5,000〜10,000もざら）、餌となる食草、中国の鈴虫入れる箱、蝶言葉の本、ドラゴン先生、離島での昆虫採集日記とかの同人誌ｗ虫取り網やトラップ、虫ピン・注射器・防腐剤などの標本キット、クロロホルム。
うーむ、実に面白い。
客層の方は基本的には全国のおっさん。大宮の小学生、サブカルクソ女、大学生。
狭いので会話が入ってきちゃうのですが、買い専だけは俺くらいで、自分でも採集・飼育する人が殆どで、大体が先週は奄美で蝶を採っていて〜俺はトカラ列島で〜、大学の何々先輩は？また南米？ああインドネシアで拘留中〜、今年は色の固定がやっと出来たよ！みたいな聞いたことのない会話が飛び交っています。
勿論現金もバンバン飛び交っています。
ドンドン売れていってしまうのでこのイベントも次は開始時間よりも前に来なくちゃです。
次回は同様なイベント、大手町のインセクトフェアは例年9/23の秋分の日にあるようです。 そちらは国内はおろか世界最大の標本市だそうです。マスト。
